活動報告

新渡戸記念館における企画展や講演会、会議の開催などの活動記録です 。

2010年度 【2010/12/31~2010/01/07 】

2010/12/31~2011/01/01
稲生川上水152年記念・元朝参り開催。12月9日(金)に行った平成22年度新渡戸塾モデルスクール事業「行灯ワークショップ」(講師:工作屋台村 村長 吉田紀美男氏)で子供たちが制作した“太素塚元朝参り行灯”とキャンドルあわせて70個で境内をライトアップした。生憎の暴風雪で予定よりキャンドルの数を減らしての実施となったが、年越しの頃には風も少し治まり、 12月31日 22:00から元旦 1:30まで太素塚への参拝者に甘酒、お神酒の無料サービスを実施し、稲生町の十和田市中央町内会・わ組有志による神輿担ぎ唄「十和田地固め唄」と「十和田囃子」の太素塚奉納でにぎわった。
2010/12/25~2011/01/29
十和田市民文化センター市民ギャラリーにおいて「寺子屋稲生塾 成果展」を開催。平成22年度新渡戸塾こども講座・寺子屋稲生塾の活動で子どもたちが制作した作品や活動の写真、活動に対する反響などをまとめて展示。
2010/12/25~2011/01/30
12月9日(金)平成22年度新渡戸塾モデルスクール事業「行灯ワークショップ」(講師:工作屋台村 村長 吉田紀美男氏)で十和田市立東小学校4年生が制作した“太素塚元朝参り行灯”61個を、元朝参りにさきがけて記念館一階展示室に、制作風景の写真とともに展示した。太素塚元朝参りキャンドルライトアップ(平成22年12月31日22:00~平成23年1月1日1:30)で火を灯し太素塚に飾る予定。
2010/12/18

新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」こども講座・寺子屋稲生塾のプログラムその5「お茶の心は武士道の心」茶道体験&武士道ワークショップならびに閉講式を十和田市民文化センターの茶室と邦舞邦楽練習室で開催。最初に「こども武士道」の著者・高橋和の助氏が、「こども武士道ノート」をつかって、こどもたちに生活の中で武士道をどういかすか考えてもらうワークショップを行った。茶道体験では、裏千家教授・稲本宗美氏がお茶についてお話しをした後、実際に茶室でこどもたちはお茶とお菓子を作法に従って頂いた。

閉講式では小山田十和田市長、新渡戸館長、米田教育長から修了証と記念品が授与され、今後も稲生塾で学んだことを忘れずに生活に活かして欲しいとの挨拶をいただいた。

こども武士道ワークショップ
茶道体験は米田教育長も一緒に
塾長・小山田市長のあいさつ
2010/12/11

新渡戸塾第二講座「武士道に学ぶ日本の心」関連ワークショップとして、日本の伝統行事お正月に欠かせない「しめ縄」づくりを行った。自然栽培米農家へらい農園・戸来陽子さんにリース型の現代風のものを、長年農家として手仕事を伝えてきた小笠原正さんに定番のしめ縄のつくり方をおしえていただいた。縄をなう作業にはおよそ20名の参加者の方々が夢中になり、日本の伝統文化を楽しみながら身体で感じていた。思い思いの稲穂リースとしめ縄をつくった参加者のかたからは「夢中になって時間があっという間に経ってしまった」「また来年も参加します」と声をかけていただいた。

一生懸命縄をなう参加者のみなさん
リースづくりの様子
2010/12/09

平成22年度新渡戸塾モデルスクール事業として十和田市立東学校で4年生を対象に、およそ150年まえの稲生川上水成功後、新町・稲生町で最初に行われた祭り“大行灯祭り”にちなむ「行灯ワークショップ」(講師:工作屋台村 村長 吉田紀美男氏)を工作屋台村と共催した。このプログラムは、開拓への感謝の気持ちを込めて、開拓の祖・新渡戸傳の墓所である太素塚の元朝参りに飾る行灯を子供たちに制作してもらうもの。東小学校では9月に当館を見学するとともに水土里ネット稲生川の案内で稲生川も実地に見学しており、今回の行灯ワークショップでさらに理解を深めた。
★2010年12月25日から新渡戸記念館で行灯を制作風景写真とともに特別展示★

まずは、なぜ行灯をつくるのかを吉田村長から説明しました
ねぶた絵の具による彩色の様子
ペットボトルに紙を巻いて完成
完成した行灯に火を入れて鑑賞
個性あふれる作品がそろいました
2010/12/04
ギャラリートークの様子

新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」第二講座”武士道に学ぶ日本の心”の「絆」ギャラリートーク(全2回)第2回を開催。「地域活性化と開拓精神・武士道精神~公募副市長としての思い~」と題して十和田市副市長小久保純一氏にお話しいただいた。

小久保副市長は民間企業や教育、行政の改革を実践してきた幅広い経験を踏まえて「開拓精神」「武士道精神」を十和田市民がどう活かすことができるか、統計データや具体例を挙げて語られた。参加者からは「非常に説得力を感じた」「地域に密着した武士道精神が必要なんだと気付かされた」「パワーあふれるお話しに、改めて他人任せはやめて住みよい町をつくろうと思う」などの声が聞かれた。

2010/11/24

平成22年度新渡戸塾モデルスクール事業として十和田市立南小学校で、農業用水・稲生川とお米の関係を考える「脱穀体験&一粒の米ワークショップ」(講師:戸来和城さん、戸来陽子さん、小笠原正さん)を実施した。南小学校では当館からの2回の出前講座(9月3日、17日)と、稲生川と当館の実地見学(9月24日)で三本木原開拓の知識を深めている。

脱穀体験の様子
脱穀の合間には稲わらを使ったリースづくりを行いました
米一粒の大切さを考えました
2010/11/24~25

第58回全国博物館大会に(開催地:奈良県奈良市/大会テーマ:歴史文化と博物館-1300年の時空を探求-) に館長代理出席。

2010/11/06

渡戸塾オリジナルツアー「稲生川穴堰ツアー」を実施した。総勢17名で太素塚を9:00に出発し、水土里ネット稲生川阿部俊技師の解説を受けながら、取水口までバスで移動、取水口の法量農村公園で下車し、稲生川の構造や機能について詳しい解説を受けた。その後胴長などの装備に着替え、天狗山穴堰1390メートル(改修後の全長)を水土里ネット稲生川の方々の補助を受けながら歩いた。天狗山穴堰の水が余水の捨穴と見られる穴を経由して直接流れ込む新田堰など周辺の堰も見学し、記念館では展示絵図から昔の工事技術について理解を深めていただいた。

2010/11/03 

音楽学博士であり、音楽評論家として活動している館長代理が民音音楽博物館記念講演会(会場:仙台市 エルパーク仙台)において「ショパンと私―私流ショパンピアノ音楽作品の聴きどころおよびピアニストをめぐって」と題して講演。

2010/11/05~30
「新渡戸塾・講座Ⅰ三本木原開拓に学ぶ先人の心」の連携展示として、十和田市民文化センターの協力により、まちなか博物館「伝えたい、ふるさとの風景-明治・大正・昭和 稲生町グラフィティ-」パネル展を同センター市民ギャラリーで開催。これは昨年青森銀行十和田支店開設110周年記念ロビー展として開催したパネル展を好評につき巡回展示するもの。十和田市稲生町で生まれ育った平野郁太郎さんによる稲生町の古い街並みの絵画を中心に、各方面から提供頂いた古写真や昭和30年代の広告などをパネルで展示、三本木原開拓を起源に持つ稲生町の歴史を紹介している。(※観覧無料。文化センターの開館時間内であればどなたでもご覧いただけます)
2010/10/30
ギャラリートークの様子

新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」第二講座”武士道に学ぶ日本の心”の「絆」ギャラリートーク(全2回)第1回を開催。「十和田市教育行政の視点から武士道を考える」と題して十和田市教育長米田省三氏にお話しいただいた。

米田教育長は十和田市の学校教育における、新渡戸稲造の「人格教育」や「武士道」による徳育の再評価などについて、ご自身が教育長公募の時に提出したレポートや、永年教育に携わられた経験から話された。

2010/10/26 

平成22年度新渡戸塾モデルスクール事業として、「拓魂」を校是に掲げる三本木中学校において、開拓精神や新渡戸稲造の「武士道精神」に対する理解を深める出前講座を、同中学校「進路指導・総合的な学習講話会」の一環で2学年対象「十和田市の発展の歴史講話会」として実施。『見直してみよう! 三本木原開拓のこと、先人たちのこと -新渡戸傳・十次郎親子、そして新渡戸稲造の「志」とは?-』と題して学芸員がお話した。

2010/10/24

記念艦「三笠」(横須賀市・財団法人 三笠保存会)特別展「日露戦争に見る武士道」[開催期間:平成22年10月24日(日)~23年3月21日(月)]へ当館から新渡戸稲造の直筆の書など7点を貸し出し、10月24日(日)同艦で行われたオープニングセレモニーでは当館館長が横須賀市・吉田雄人市長、中央乃木会・小堀桂一郎会長とともにテープカットを行った。

テープカットを行う館長(むかって右端)
展示された当館所蔵資料
2010/10/16
講演会の様子

新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」第二講座”武士道に学ぶ日本の心”の講演会を記念館展示室で開催した。

講師を務めた当館の新渡戸明館長は「新渡戸稲造の武士道」と題して新渡戸稲造の「武士道」が形成されていく背景を、家族との関りを中心にお話した。講演会に参加された方々は開催中の「武士道-日本の心-」展をあわせて見学され、理解を深められていた。

2010/10/01~29
青森銀行での展示の様子

新渡戸塾こども講座「寺子屋稲生塾」第4回プログラム 「とわだ時空調査隊-まちの宝をさがそう!-」で塾生制作した壁新聞を青森銀行十和田支店ロビーに巡回展示します。塾生15名の力作をぜひご覧下さい。

※好評に付き11月30日まで延長

2010/10/08

第534回経営者モーニングセミナー(十和田市倫理法人会)において、館長が「武士道の四方山ばなし」と題して講演。稲造の生い立ちや世界情勢など「武士道」執筆の背景、亡き母に捧げた農業本論と養父である叔父・太田時敏に捧げた「武士道」などのエピソードをその内容とともに紹介した。

2010/09/30~10/01 

山形県山形市で開催された平成22年度日本博物館協会東北支部ならびに東北地区博物館協会総会・研修会に館長代理出席。(会場:遊学館)

2010/09/29

「新渡戸記念館だより」61号を発行。10月1日付十和田市広報とともに市民全戸に折込配布

2010/09/24
新渡戸傳翁墓前で挨拶する太素顕彰会会長・商工会議所 石川正憲 会頭
三本木原開拓の祖・新渡戸傳翁命日9月27日に先駆けて、24日11:30~新渡戸傳翁没後139年命日祭式典を太素塚にて開催。
2010/09/10

「あおもり健考会」第18回例会において、音楽学博士であり、音楽評論家として活動している館長代理が「音楽と健康」と題して講演。特に今年ショパン生誕200年ということで、ショパンの食にまつわるエピソードを中心にお話した。

2010/09/07~21

平成22年度第Ⅰ期博物館実習生1名(北里大学獣医学部動物資源科学科4年生 野地香衣さん)を受け入れた。野地さんには実習課題として9月17日(金)十和田市立南小学校で行う出前講座のプログラムを一緒に考えてもらい、当日は実際に小学校を訪れて講座アシスタントを務めてもらった。

2010/09/04
稲生町思い出座談会の様子
新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」第一講座”三本木原開拓に学ぶ先人の心”の第二回目の「絆」ギャラリートークとして「稲生町思い出座談会」を記念館展示室で開催した。稲生町にお住まいの方やかつてお住まいだった方で、稲生町のオピニオンリーダーである7名の方(今泉礼三さん/杉本佳築子さん/三浦芳靖さん/桜田恒郎さん/桜田卓也さん/平野郁太郎さん/吉田和雄さん)を講師に、稲生町の思い出を語っていただくと共に、そこから未来につながる知恵を探りました。
2010/09/03・17
稲生川の模型で水の流れを見るこどもたち
平成22年度新渡戸塾モデルスクール事業として、三本木原開拓の基礎知識出前講座を十和田市立南小学校で実施。①9月3日(金)10:00~11:00「クイズで学ぼう!三本木原開拓Q&A」 ②9月17日(金)10:00~11:00「行ってみよう!新渡戸記念館みどころ紹介」(平成22年度Ⅰ博物館実習生・野地花衣さん作成)の2回の出前講座を行った後、9月24日(金)稲生川と記念館を実際見学して更に学習を深めた。17日には「命の水・稲生川」移動展をあわせて実施し、稲生川の写真パネルのほか稲生川に水が流れる仕組みが分かる模型や、中に入ることが出来る3分の2の穴堰模型、お米が育つのにどの位水が必要かが分かるペットボトルタワーなどを展示した。
2010/09/01~30

新渡戸塾・講座Ⅰ三本木原開拓に学ぶ先人の心」の連携展示として、駒っこランド交流館との共催で、まちなか博物館「伝えたい、ふるさとの風景-明治・大正・昭和 稲生町グラフィティ-」パネル展を同交流館で開催。これは昨年青森銀行十和田支店開設110周年記念ロビー展として開催したパネル展を好評につき巡回展示するもの。十和田市稲生町で生まれ育った平野郁太郎さんによる稲生町の古い街並みの絵画を中心に、各方面から提供頂いた古写真や昭和30年代の広告などをパネルで展示、三本木原開拓を起源に持つ稲生町の歴史を紹介している。(※観覧無料。交流館の開館時間内であればどなたでもご覧いただけます)

※好評に付き10月31日まで延長

2010/08/07・08
お店の方々は子どもたちの質問に、丁寧に答えてくださいました。
新渡戸塾こども講座「寺小屋稲生塾」第4回プログラム 「とわだ時空調査隊-まちの宝をさがそう!-」を十和田市教育委員会との共催で実施。15名の塾生が参加した。塾生たちは7日新渡戸記念館において、三本木原開拓をルーツにもつ市の中心街・稲生町の都市計画や、まち三本木大火などについてレクチャーを受けた後、グループに分かれて市民ボランティアの方々とともに稲生町のお店に伺い、それぞれのお店の宝をインタビューした。8日子どもたちは見つけた宝を、ボランティアの方にアドバイスをいただきながら壁新聞にまとめ、記念館に展示した。壁新聞はこの後まちなかへ巡回展示を予定している。
2010/08/06

第524回経営者モーニングセミナー(十和田市倫理法人会)において、学芸員が「三本木原開拓の知っているようで知らない話し Q&A」と題し出前講座を行った。十和田市発展のルーツ三本木原開拓について、なぜ三本木原は幕末まで荒野だったのか?稲生川にはじめて水が流れたのはいつ?稲生町で最初に生まれた赤ちゃんは男の子?女の子?、三本木稲荷神社の境内にかっぱがいたってほんと?など、知っているようで知らない話をクイズ形式でお話しした。

2010/08/01
地域のおじいさんとの昔遊びが大人気でした。
新渡戸塾こども講座「寺小屋稲生塾」第3回プログラム 「太素の森のお話し会-開拓を手伝った三本木のきつね-」を十和田市教育委員会との共催で実施。三本木原開拓の歴史をベースに創作された民話のお話し会で、子どもたちに自分たちの郷土のルーツを楽しく学んでもらう企画。また、地域の方に協力いただき、語り部による紙芝居民話公演のほか、「ドンきみ」や「こうせん」といった昔のおやつや昔遊びの体験を行い、過去の時代と現在の自分とのつながり、そして自分たちの住む地域の人たちとのつながりを感じられる場とした。
2010/07/10

十和田ロータリークラブ第45回インターアクト年次大会(公立小川原湖青年の家)において館長が「三本木原開拓と新渡戸三代」と題して講演。

2010/07/24
話をする越後屋徳兵衛氏
新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」第一講座”三本木原開拓に学ぶ先人の心”の「絆」ギャラリートークを記念館展示室で開催した。講師の越後屋徳兵衛氏(十和田市観光推進課長・岡山新一氏)が制作した菅原都々子の人生ラジオドラマ「遠回りして帰ろう」脚本の中か ら、音楽活動で郷土を盛りたてた当地出身の作曲家・陸奥明と、娘である永遠の 歌姫・歌手菅原都々子のエピソードを中心に、決して平坦な道のりではなかった芸能生活の中で菅原都々子さんをささえ、育てたふるさと十和田の存在、家族をはじめとする人との絆などについてお話しいただいた。
2010/07/17
講演会の様子
新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」第一講座”三本木原開拓に学ぶ先人の心”の講演会を記念館展示室で開催した。青森県の出前トークとして青森県史編さんグループ主幹・中野渡一耕さんを講師に迎え「稲生町の歴史・まちづくりの視点から-祭礼と芸能にみる稲生町のまちづくり-」と題してお話しいただいた。活性化が叫ばれている十和田市中心市街地・稲生町について、その原点である「三本木原開拓」で行わ れたまちづくりの諸施策の中から、特に稲生町に移住した人びとを慰撫するための振興策(諸芸能・祭礼など)を実際の史料を多数ひも解いて解説いただいた。また、関連資料として当地で2008年まで行われていた稲生大権現を装束一式とともに展示し、そのお囃子を晴山権現・佐々木秀美さん(太鼓)、米田導慈さん(笛)に実演いただいた。
2010/07/03
新渡戸塾こども講座「寺小屋稲生塾」第2回プログラム「150年前の大行灯をつくろう!」を十和田市教育委員会との共催で18:00~太素塚で開催。稲生塾生と三本木小学校生徒たちの未来の夢や目標を書いた短冊を付けた七夕飾りを、太素塚入り口に立て、およそ150年前稲生川の上水直後に行われた大行灯祭りにちなんで、寺小屋稲生塾生と、「工作屋台村」(吉田紀美男先生)の子どもたちが制作した行灯や、新渡戸傳や稲造の顔、武士道の言葉が描かれた大行灯、ペットボトルキャンドルなど合計400個を太素塚境内と太素塚前産馬通りの両側に並べ点燈した。トリオ・ザ・マミーズ(小原まゆみさん、竹内寿子さん、山本貴子さん)のミニコンサートも行われ参加者120人は楽しいひと時を過ごした。
2010/07/01~07/31
「新渡戸塾・講座Ⅰ三本木原開拓に学ぶ先人の心」の連携展示として、十和田市民文化センター市民ギャラリーで、まちなか博物館「伝えたい、ふるさとの風景-三木野八景&SLがきた日-」パネル展を開催。大正時代三本木の歌人・岩館精素が選定した三本木原開拓に因む名所“三木野八景”の今昔と、本年の太素祭ミニ展示でも紹介した文化センター前のD51が昭和49年十和田観光電鉄の線路を通って市内へ移設される時の写真をパネルで展示。(※観覧無料。文化センター開館時間内であればどなたでもご覧いただけます)
2010/06/26
新渡戸塾こども講座を十和田市教育委員会との共催で「寺小屋稲生塾」として十和田市総合体育センター研修室で開催、仲間作りのためのワークショップ「行灯づくり」を実施した。十和田市長、教育長、当館館長は開講式で、それぞれ「先人の開拓精神」「武士道精神」を学ぶ意義、「ふるさとを愛する心」の大切さをこどもたちにやさしく語った。こどもたちと保護者およそ30名は、紙芝居で新渡戸傳の子供時代の物語を見た後、未来の夢や目標を七夕短冊に書いて志を立て、吉田紀美男先生を講師にグループでの行灯制作を行った。行灯と短冊は7月3日第2回プログラムにおいて太素塚に飾り、点灯式を行う。
2010/06/26
新渡戸記念館の人づくり・地域づくり事業「新渡戸塾」の開講基調講演を十和田市教育委員会との共催で市民大学第一講座として十和田市民文化センター視聴覚ホールで開催した。講師に歴史小説家・童門冬二先生を迎え「歴史に見る日本の心-新渡戸稲造を中心に-」と題して、稲造の国際活動と十和田市民の地域活動の意味をお話しいただき、およそ300人の参加者は童門先生の楽しくも意義深いお話しに熱心に聞き入っていた。
2010/06/15

平成22年度第1回太素顕彰会定期総会を十和田商工会議所2F会議室(10:30~)で開催。平成21年度事業報告及び収支決算報告について審議が行われ、原案通り可決された。

2010/06/11

第42回東北地区救護施設研究協議大会(古牧温泉・青森屋)において館長が「三本木原開拓にみる福祉事業」と題して講演。

2010/05/31

新渡戸塾フィールドワーク事業「とわだ時空調査隊」の第1回現地調査活動「稲生町時空調査隊」をアートチャンネルトワダ実行委員会有志の協力を得て実施。三本木原開拓で誕生した中心市街地・稲生町の4丁目から7丁目を中心に実地調査。開拓以前から当地に住む井端家の井戸をはじめ、町内各所に残る路地、趣のある建物などを調査した。

大きさが話題になっていた元松木屋看板は幅7.5mあった
三浦米穀店脇の路地
十和田カトリック教会
(昭和7年建築)
桜田酒店に残っていた十鉄古間木駅の時計
井端家で保存していた幕末以来の井戸
今回の調査には総勢9名で臨みました
2010/05/27

新渡戸記念館だより」60号を発行。2月1日付十和田市広報とともに市民全戸に折込配布

2010/05/03~05
太素祭の様子

稲生川上水152年記念太素祭開催(共催:観光協会・市・商工会議所・太素顕彰会/協力:十和田観光電鉄)昔なつかしいミニSLの運行(5月3~5日)、わがまち出身のシンガーソングライター・桜田まことさんがこどもたちと一緒に歌う「太素の森の音楽祭」(5月3日)や稲生川の流路を歩く太素ウォーク(5月3日)、RABラジオ公開録音・太素祭カラオケ選手権大会(5月4日)、おえかきっこMyu.の似顔絵パフォーマンス(5月5日)などイベントを開催。好天に恵まれ多くの人出で賑わった。

→平成22年太素祭イベントスケジュール
→春まつり太素祭について(十和田市観光協会サイト)

2009/05/03・04
太素例祭式典の様子

稲生川上水152年を記念し、新渡戸傳翁をはじめとする三本木原開拓に尽力した先人たちの偉業をしのんで、5月3日17:00~太素祭前夜祭を新渡戸傳翁の墓所・太素塚墓前で開催。前夜祭前16:45~祝歌奉納として、稲生川ゆかりの幻の「三本木音頭」(作詞:溝口三郎・作曲:陸奥明)が桜田まことさんの歌でおよそ60年ぶりに復活。その後17:30~19:00桜田まことミニコンサート「太素の森の音楽祭」(太素塚ステージ)、前夜祭祝宴は18:00~サンロイヤルとわだにおいて行った。

翌日の5月4日10:00~稲生川上水152年記念太素例祭を太素塚墓前で開催。先人をしのび参列者が献花を行った。

「三本木音頭」の歌詞・詳細はこちら

2010/05/03~05/05

稲生川上水152年記念・太素祭の期間中、新渡戸記念館では「ゆるりら、十和田検定」プレイベント“国際博物館の日記念”太素祭クイズ大会「みんなで合格!ニトちゃん検定」、稲生川上水152年記念・太素祭ミニ展示「まちにSLがやってきた!-十和田観光電鉄開業の日-」、十和田市の自然・歴史・文化・人・食などの魅力をパネルで紹介する「ふるさと十和田見本市」(記念館入り口前テント)を開催。祭期間中入館は完全無料、夜間20:00まで開館。

2010/04/13

平成22年度第1回太素顕彰会役員会を十和田商工会議所5F会議室(10:00~)で開催。運営目標「世界に通ずる”わたしたちのローカル博物館”」実現のための平成22年度事業計画及び予算案について審議が行われ、原案通り可決された。

2010/02/25

平成22年度第1回太素顕彰会役員会を十和田商工会議所5F会議室(10:00~)で開催。運営目標「世界に通ずる”わたしたちのローカル博物館”」実現のための平成22年度事業計画及び予算案について審議が行われ、原案通り可決された。

2010/02/25

市民との共創による活動展開として、稲生町中央商店街フリーマガジン『ちょこっと』ならびに十和田市現代美術館との協同企画記事“歴史の街稲生町でアートと出会おう 3”を、『ちょこっと』第7号に掲載。稲生川上水151年記念・元朝参りに飾る行灯の制作を行った三本木小学校「工作屋台村」(講師:三本木小学校吉田紀美男校長)“太素塚元朝参り行灯”ワークショップ(昨年12月19日実施)を紹介した。

2010/01/07~17

平成21年度第Ⅱ期博物館実習生1名(帯広畜産大学畜産学部畜産科学科4年生小山田愛さん)を受け入れた。

お問い合わせ

新渡戸記念館へのお問い合わせは、下記の電話またはe-mailより承ります

TEL: 0176-23-4430080-5578-5939
FAX :0176-23-4430(受信専用)e-mail : nitobemm@nitobe.jp