活動報告

新渡戸記念館における企画展や講演会、会議の開催などの活動記録です 。

2009年度 【2010/12/31~2009/01/13 】

2009/12/31~2010/01/01
子供たちの行灯によるライトアップ
稲生川上水151年記念・元朝参り開催。当日は月星紋付キャンドル120個と三本木小学校「工作屋台村」(講師:三本木小学校吉田紀美男校長)で制作した“太素塚元朝参り行灯”をつかって境内をライトアップするとともに、子供たちの三本木原開拓学習感想カードを太素塚境内に展示した。
12月31日 22:00から元旦 1:30まで太素塚への参拝者に甘酒、お神酒の無料サービスを実施。
また、年越しの頃には稲生町の十和田市中央町内会・わ組有志による神輿担ぎ唄「十和田地固め唄」と「十和田囃子」の太素塚奉納でにぎわい、寒い中多くの参拝客が訪れた。
2009/12/23~2010/02/03
記念館内での展示のようす
12月19日(土)三本木小学校「工作屋台村」(講師:三本木小学校吉田紀美男校長)で制作の“太素塚元朝参り行灯”と三本木原開拓学習感想カードを太素塚元朝参りにさきがけて記念館一階展示室に、制作風景写真とともに展示した。太素塚元朝参りのキャンドルライトアップ(平成21年12月31日22:00~平成22年1月1日1:30/行灯は10:00まで)では、行灯にも火を灯して太素塚に飾り、その後も記念館と東北新幹線全線開業十和田市プレイベント「この冬、ひかりの国へ」(主催:同イベント実行委員会 主催)で官庁街に展示した。
2009/12/17

平成21年度第2回 青森県立郷土館協議会(青森市)に館長が出席。議長を務める。

2009/12/05
ギャラリートークには40名を越える 方 にお集まりいただいた
企画展「命の水 稲生川」第4回ギャラリートーク「命の水・稲生川と地域の未来を考える~稲生川・150年の絆~」を当館学芸員角田を講師に開催した。稲生川の原点に返り、その価値をもう一度問い直す試みとして開催した企画展「命の水 稲生川」について、新出資料などを中心に詳しく解説した。特に稲生川の原点である「通水の日」に立ち返り、その時の人々の思いを探る試みとして、江戸の用水路技術を活かし本年8月開通したアフガニスタン・マルワリード用水路(ペシャワール会・中村哲医師)の通水日の記録と比較、そこに多くの共通点を見出すことができることなどから、先人たちの技術と魂は単なる過去のものではなく、今も形を変えて生き続けていることを紹介した。

せんばこき
ギャラリートークの後は、農家の手仕事の素晴らしさを伝える「稲わらワークショップ」として、自然栽培米農家へらい農園・戸来陽子さんに「稲穂リース」を、長年農家として手仕事を伝えてきた小笠原正さんに「しめ縄」のつくり方をおしえていただいた。縄をなう作業にはおよそ30名の参加者の方々が大人から子供まで夢中になり、昔の農家の知恵を楽しみながら身体で感じていた。また、小笠原正さん持参の昔の脱穀機”せんばこき”による脱穀体験では、単純ながらきれいに籾だけが取れる構造に、体験された方から驚きの声があがった。思い思いの稲穂リースとしめ縄をつくった参加者のかたからは「またぜひ参加したい」「今後も開催して欲しい」との感想をいただいた。

夢中で縄をなう参加者のみなさん
稲穂リースづくりの様子
2009/12/01~2010/03/31

青森銀行十和田支店開設110周年記念ロビー展として開催した、十和田市立新渡戸記念館 第1回 まちなか博物館「伝えたい、ふるさとの風景―明治・大正・昭和 稲生町グラフィティ―」ならびに「三木野八景」パネル展を、好評につき十和田市立中央病院し2階リハビリテーション前廊下ならびに北側渡り廊下に巡回展示した。「稲生町グラフィティ」は十和田市稲生町で生まれ育った平野郁太郎さんによる稲生町の古い街並みの絵画を中心に、各方面から提供頂いた古写真や昭和30年代の広告などのパネル展示。三本木原開拓を起源に持つ稲生町の歴史を紹介している。

2009/11/28

企画展「命の水 稲生川」第3回ギャラリートーク「命の水・稲生川と地域の未来を考える~理科の目で見る三本木原の風景」を、桜田卓也さんを講師に開催した。桜田さんは十和田市の代表的な風景である「十和田湖」「奥入瀬渓流」「遠く八甲田を望む三本木の田園風景」「馬の里・十和田」などについて、「十和田湖、奥入瀬はどうやってできたの?」「十和田湖と三本木原の関係は?」「どうして十和田市は馬の町?」といったQ&Aによって、それぞれの成り立ちと因果関係を分かりやすく解説した。

さらに、「稲生川はなぜ流れる?」と題し、模型をつかって川の仕組みを説明し、自然と戦いながら自然に学び暮らしてきた先人の知恵を見直すことで、未来へ美しい郷土の風景を守り伝えることができるのではと話された。前回同様30名以上の方に参加頂き、特に実際に水を流す稲生川の模型の実験や、火山灰土と黒土の保水性を比較する実験、サイフォン模型の実験に参加者の皆さんは熱心に見入っていた。

解説する講師の桜田さん
稲生川の模型実験とそれを見つめる参加者の皆さん
2009/11/26

東奥日報(11月26日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知⑨理想の美文」を寄稿。

2009/11/21
企画展「命の水 稲生川」第2回ギャラリートーク「命の水・稲生川と地域の未来を考える~在りし日の稲生川・街中を流れていた水路」を、三浦芳靖さんを講師に開催した。三浦さんの子供の頃、昭和20年代の稲生川の様子を、稲生川での水泳、魚とり、虫取りなど川遊びの体験を中心に、活き活きと語っていただいた。
講師の三浦芳靖さん
便利さを追求した生活、合理化がもたらした弊害について言及し、稲生川の農業用水としての機能の合理化に伴い、市民と稲生川のかかわりが希薄になっているのではないかとして、現在桜並木が美しい川沿いの遊歩道に市民や子供が秋の紅葉も楽しめるようなカエデを植樹する活動を提案された。それに対し参加者からは稲生川を未来へ受け継ぐための自然な形ではないかと、実現に期待する声が聞かれた。今回のギャラリートークには30名以上の方に参加頂き、 講師の三浦さんの楽しいお話しに笑いのたえないギャラリートークとなった。
2009/11/19

東奥日報(11月19日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知⑧熱帯魚の水槽」を寄稿。

2009/11/14
展示室で解説を聞く参加者のみなさん

企画展「命の水 稲生川」第1回ギャラリートーク「命の水・稲生川と地域の未来を考える~先人の知恵を受け継いだ新しい稲作文化」は、講師の自然栽培米農家へらい農園戸来和城さん、戸来陽子さんが風邪をひいてしまったため、時節柄大事をとって学芸員による企画展解説に内容を変更し開催した。また、ワークショップについては中止とさせて頂き、ワークショップに来た子供には戸来さんから事前に提供いただき展示していた稲穂リースをあげて対応した。

自然栽培や稲作文化について関心をもって参加された方からは次の機会を楽しみに待ちたいという声が聞かれ、展示を通して稲生川と農業のかかわり、地域の財産である稲生川について理解を深められた方は、もっと子供たちに知ってもらい稲生川を大切に受け継いでもらいたい、今後も継続してギャラリートークに参加したいなど話されていた。

2009/11/12

東奥日報(11月12日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知⑦死を恐れないために」を寄稿。

2009/11/06

新渡戸友好都市締結20周年記念展「命の水 稲生川」関連イベント「稲生川穴堰ツアー」を実施した。総勢18名で太素塚を9:00に出発し、水土里ネット稲生川阿部俊技師の解説を受けながら、取水口までバスで移動、取水口の法量農村公園、熊ノ沢水路橋などで下車し、稲生川の構造や機能について詳しい解説を受けた。その後鞍出山穴堰出口まで移動して、胴長などの装備に着替え、水土里ネット稲生川の方々の補助を受けながら出口から500メートルほど入ったところに保存されている昔の掘削跡を見学した。

意外にきれいに保存されている150年以上前のばんづるなど工具の跡に、見学者たちは驚きの声をあげていた。その後記念館まで移動して企画展「命の水 稲生川」で展示している昔の鞍出山穴堰測量図などを見てもらい、昔の工事技術などについて理解を深めていただいた。見学者には資料とともに記念に稲生川の水でそだったお米が付いた「特製・稲生米しおり」をお配りした。

2009/11/05

東奥日報(11月5日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知⑥教科書の落葉松林」を寄稿。

2009/11/04

新渡戸友好都市締結20周年記念展「命の水 稲生川」オープニングセレモニーとして締結20周年記念式典を当館で開催した。式典では主催者として新渡戸友好都市交流委員会石川正憲会長、来賓として小山田久十和田市長、花巻市友好都市交流委員会新渕久郎顧問、当館新渡戸明館長の挨拶の後、新渡戸傳像に寄せた『憧憬』(三浦芳靖 作)と新渡戸稲造を讃えた『永遠の青年』(賀川豊彦 作)の二つの詩の朗読を豊川智美さんが行い、友好都市交流委員関係者の方々に展示を見学いただいた。

2009/11/01~2010/01/17

新渡戸友好都市締結20周年記念として平成21年企画展「命の水 稲生川」を開催。今回は水土里ネット稲生川の協力により稲生川の150年の歴史とともに、農業用水稲生川の多面的な機能や魅力を紹介した。現在記念館は 「世界に通ずるローカル記念館」「私たちの博物館」を目指して、まちづくりの拠点となるべく活動しており、歴史資料にとどまらず、市民ボランティアとの協働による3分の1サイズ穴堰(トンネル)模型や、案山子、60キログラムの米の入った本物の米俵、稲穂の自然乾燥のための「のづみ」の展示なども行った。

市民連携企画として稲生川の水で収穫した今年の新米を味わうことのできる「稲生定食」の提供、市民ボランティアなどが制作したユニークな3種類のラベルの記念酒「命の水 稲生の恵み」も鳩正宗㈱との協働により限定販売することとし、五感で稲生川の魅力を感じてもらう企画展とした。またポスターについても、市民ボランティアの方に3種類制作いただいてる。(通常観覧料で常設展と特別展両方ご覧頂けます。※十和田市民は常に観覧料無料)

2009/10/29

東奥日報(10月29日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知⑤ご都合主義 」を寄稿。

2009/10/22・23

宮城県多賀城市で開催された平成21年度日本博物館協会東北支部ならびに東北地区博物館協会総会・研修会に館長代理出席。(会場:東北歴史博物館)

2009/10/22

東奥日報(10月22日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知④秋の歌」を寄稿。

2009/10/15

13:15~16:15十和田商工会議所大ホールで開催された第5回青森県都市計画マスタープラン公開勉強会で館長代理が「三本木原開拓のまちづくりに学ぶ-共存共栄の精神-」と題して事例発表を行った。その他、株式会社まちづくり十和田・専務取締役今泉 礼三さん、十和田市現代美術館特任館長小林央子さん、セーフコミュニティ十和田・代表上野雅さんが現在十和田市で行っているまちづくりの取り組みについて発表した後、県都市計画マスタープラン策定検討委員会委員長・弘前大学教育学部副学部長・北原啓司教授をコーディネーターに、「今後のまちづくりの方向性」と題して事例発表者をパネラーにパネルディスカッションが行われた。

2009/10/15

東奥日報(10月1日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知③季節はずれのヒグラシ」を寄稿。

2009/10/08

東奥日報(10月8日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知②玄関前の鉢植え」を寄稿。

2009/10/01~02

第57回全国博物館大会に(開催地:北海道旭川市/大会テーマ:博物館の再生、地域と文化の創造) に館長代理出席。

2009/10/01

東奥日報(10月1日付朝刊)へ館長代理が連載「木曜エッセー・温故“新”知①新渡戸家の先祖」を寄稿。このエッセーは10・11月の毎週木曜日、朝刊に掲載される。

2009/09/28

新渡戸記念館だより」58号を発行。10月1日付十和田市広報とともに市民全戸に折込配布。

2009/09/24

三本木原開拓の祖・新渡戸傳翁命日9月27日に先駆けて、24日11:30~新渡戸傳翁没後138年命日祭式典を太素塚にて開催。

2009/08/25~09/05

平成21年度第Ⅰ期博物館実習生1名(北里大学獣医学部動物資源科4年生鈴木晴香さん)を受け入れた。

2009/08/10

市民との共創による活動展開として、稲生町中央商店街フリーマガジン『ちょこっと』ならびに十和田市現代美術館との協同企画記事“歴史の街稲生町でアートと出会おう 2”を、『ちょこっと』第6号(8月10日発行)に掲載。当館第1回稲生町まちなか博物館(期間:7~8月/場所:青森銀行十和田支店)で展示した『十和田観光三本木商工名鑑』(昭和31年出版)掲載広告を中心に「稲生町広告グラフィティ」として構成するとともに、当館企画展「命の水 稲生川」と現代美術館企画展「相撲AURA展」を紹介。

2009/07/26・08/02・08/09 10:00~12:00

子供たちの夏休み期間の日曜日、全3回のプログラムで 「太素の森のお話し会-歴史民話で三本木原開拓を知ろう!-」を実施。開拓の歴史をベースに創作された民話のお話し会で、子どもたちに自分たちの郷土のルーツを楽しく学んでもらう企画。また、地域の方に協力いただき、語り部による紙芝居民話公演のほか、昔のおやつや遊びの体験を行い、過去の時代と現在の自分とのつながり、そして自分たちの住む地域の人たちとのつながりを感じられる場とした。(参加料1回100円)

2009/07/09~08/31

青森銀行十和田支店開設110周年記念ロビー展として、十和田市立新渡戸記念館 第1回 まちなか博物館「伝えたい、ふるさとの風景―明治・大正・昭和 稲生町グラフィティ―」を開催。十和田市稲生町で生まれ育った平野郁太郎さんによる稲生町の古い街並みの絵画を中心に、各方面から提供頂いた古写真や昭和30年代の広告などをパネル展示し、三本木原開拓を起源に持つ稲生町の歴史を紹介した。

懐かしいふるさとの原風景を年配の方々には思い出して頂き、若い人たちにも知ってもらえる内容となっている。また、同時に新渡戸三代のフロンティアスピリッツをテーマとしたウィンドウ展示や、通りに面した窓ごしに平成19年企画展「三木野八景」パネルの移動展を行い、銀行内だけでなく、町を通る人にも地域の歴史に触れてもらえるよう展示を行った。8月末まで展示予定。

明治・大正・昭和 稲生町グラフィティ
移動パネル展 三木野八景
2009/07/07 10:00~ 15:00~

アフガニスタン刺繍展に貴重な刺繍を貸し出して下さったTAFA宝塚アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんに、企画展示コーナーにおいて、刺繍をはじめとするアフガニスタンの文化や、西垣さんのアフガン支援活動などについてお話しいただいた。

西垣さんの解説を聞いた方からは「今、自分と同じ時間を生きるアフガニスタンの人のことを思うと、自分も何かできることがないかな・・・という気持ちになりました」「美しい刺繍とともにアフガニスタンのことを少し知ることができたように思います」「色々な美しい刺繍から、女の祈りを深く感じました」などの感想をいただいている。

2009/07/01~07/31

新渡戸稲造のまなざし シリーズ企画展第一弾「アフガニスタン刺繍展」を開催。今回はTAFA宝塚アフガニスタン友好協会の協力により国立民族学博物館に寄託される予定の資料を特別に借入れ、展示した。また、現在記念館は 「世界に通ずるローカル記念館」「私たちの博物館」を目指して、まちづくりの拠点となるべく活動しており、今回の企画展は市民との共創による展示活動、情報発信活動の一環として、試験的にボランティアの市民サポートキュレーター・新渡戸富恵さんに企画運営をお願いした。(通常観覧料で常設展と特別展両方ご覧頂けます。※十和田市民は常に観覧料無料)

2009/06/30~07/03

十和田市立三本木中学校「三中トライやる・ウィーク」で2年生櫻田貴也くんが当館において職場体験を行った。櫻田くんには期間中にオープンしたアフガニスタン刺繍展の子供向けコーナー「探してみよう!」のために、展示してある刺繍の中から代表的な文様を抜き出して描き、その文様のモチーフと意味を絵の裏に書いたカードを作成してもらった。

2009/06/28

日本法律家協会関東支部第55回年次総会(東京會舘)で、館長が「新渡戸稲造を育んだ父祖の三本木原開拓」の演題で講演を行った。

2009/06/25

平成21年度第1回青森県立郷土館協議会(青森市)に館長が出席。議長を務める。

2009/06/17

平成21年度第1回太素顕彰会定期総会を十和田商工会議所5F会議室(10:30~)で開催。

2009/06/12

平成21年度青森県博物館協会理事会・総会(青森県立郷土館)に館長代理出席。

2009/06/01

「新渡戸記念館だより」57号を発行。6月1日付十和田市広報とともに市民全戸に折込配布。

2009/05/03~05
稲生川上水151年記念太素祭開催。記念館では“国際博物館の日記念”クイズ大会「クイズで探検!ニトちゃんとまなぼう!!-めざせ開拓王!きみは新渡戸傳になれるか!?-」を開催。最高ポイントを獲得した「開拓王認定者」には認定証を授与するとともに5月5日~6月5日まで記念館内に掲示するとともに、12ポイント中8ポイント以上獲得した方から抽選で50名へオリジナルエコグッズ「ニトちゃんマイ箸」や新渡戸稲造グッズ、当館出版物、「武士道」などの書籍を贈呈。祭期間中は完全無料開館。4日、5日は夜間20:00まで開館。市・観光協会・商工会議所共催で稲生川の流路を歩く太素ウォークなどのイベントを開催。
太素例祭式典の様子
稲生川上水151年を記念し、新渡戸傳翁をはじめとする三本木原開拓に尽力した先人たちの偉業をしのんで、5月3日17:00~太素祭前夜祭を新渡戸傳翁の墓所・太素塚墓前で開催、その後祝宴をサンロイヤルとわだにおいて行った。さらに、翌日の5月4日10:00~稲生川上水151年記念太素例祭を太素塚墓前で開催。先人をしのび参列者が献花を行った。
2009/05/01~05/31

稲生川上水151年記念ミニ展示「新収蔵資料 初公開-廣澤安任旧蔵明治天皇三本木御巡幸資料-」を開催、平成21年1月に寄贈いただいた廣澤安任ゆかりの明治九年三本木御巡幸関係資料を中心に明治天皇御巡幸や廣澤安任と三本木原開拓とのかかわり等を紹介するミニ展示です。(通常観覧料で常設展と特別展両方ご覧頂けます。※十和田市民は常に観覧料無料)

2009/05/01
子供用パンフレット
PDF形式でダウンロード
当館に来館する子供のために作成した新渡戸記念館子供用パンフレットの配布を開始した。地域の小学生が特に三本木原開拓や新渡戸稲造について学習するため、「三本木原開拓の歴史」と「国際人・新渡戸稲造」を中心に解説。当館マスコットキャラクター・ニトちゃんが案内役になり、ニトちゃんクイズなどで理解を深める内容となっている。
2009/04/02

平成21年度第1回太素顕彰会役員会を十和田商工会議所5F会議室(13:15~)で開催。運営目標「世界に通ずる”わたしたちのローカル博物館”」実現のための中長期計画ならびに平成21年度事業計画及び予算案について審議が行われ、原案通り可決された。

2009/03/27

十和田市内において観光ガイド等を行っている4つのボランティア団体(十和田湖・奥入瀬観光ボランティアの会/十和田湖自然ガイドクラブ/十和田ボランティアガイドの会/十和田国際交流協会)の活動の活性化を、相互の情報交換により図る目的で「十和田ふるさとガイドネットワーク」(代表・小笠原哲男氏/事務局・十和田市観光推進課)が設立され、当館は十和田市観光協会、稲生川土地改良区とともにオブザーバーとして参画することとした。

2009/02/28

市民との共創による活動展開として、稲生町中央商店街フリーマガジン『ちょこっと』ならびに十和田市現代美術館との協同企画記事“歴史の街稲生町でアートと出会おう 1”を、『ちょこっと』第5号(2月28日発行)に掲載。当館所蔵の「慶応元年検地絵図」(1865年)を中心に、三本木原開拓により誕生した稲生町の歴史を紹介するとともに、現代美術館企画展示室と稲生町ふれあいホールを会場に行われた公募展「アノニマス・カワード・アワード」展覧会(主催:アートチャンネルトワダ/期間:2月21日~3月8日)を紹介。

2009/02/26

「新渡戸記念館だより」56号を発行。3月1日付十和田市広報とともに市民全戸に折込配布。

2009/01/28

当館を会場に行われたみちのく銀行上十三地区OB会で、館長が三本木原開拓について講話を行った。

2009/01/27~02/07

平成20年度第Ⅱ期博物館実習生1名(北里大学獣医学部動物資源科4年生小宮山園実さん)を受け入れた。

2009/01/13
第二期展示資料: 新渡戸稲造旧蔵書
『平家物語』より「三忘」の書き込み部分
昨年11月25日から稲生川上水150年記念「収蔵資料展2008-新渡戸稲造旧蔵書-」を開催しているが、1月13日に第二期の展示換えを実施した。今回の展示では新渡戸稲造旧蔵書のうち和装本を展示し、異国船関係資料を中心とした第一期に引き続き、第二期展示では「平家物語」や「太平記」など軍記類を中心に、新渡戸稲造の書き込みなども多く見られる貴重な資料を初公開している。(通常観覧料で常設展と特別展両方ご覧頂けます。※十和田市民は常に観覧料無料)
お問い合わせ

新渡戸記念館へのお問い合わせは、下記の電話またはe-mailより承ります

TEL: 0176-23-4430080-5578-5939
FAX :0176-23-4430(受信専用)e-mail : nitobemm@nitobe.jp