~十和田市民の手で大切な文化財を守り、未来へ伝えよう!~
新渡戸記念館の博物館活動を同館ボランティァ
Kyosokyodo(共創郷土)が継続しております

2015/11/01

6月に突然、十和田市により「耐震強度不足」という理由で、廃館・取り壊しとされた新渡戸記念館ですが、 ご支援くださる全国の皆様のおかげで、文化財を護る活動や博物館活動が継続できております事にボランティア一同、心より感謝申し上げます。

9月16日までに市民有志らが「新渡戸記念館廃館・取り壊しの撤回」「資料の継続的な保存活用」を求めて行 った署名活動では、手書き署名 6,642 名様分、ネット署名[Chang.org(チェンジ オルグ)]14,756 名様分を十和 田市および市議会に提出しましたが、未だ十和田市からは前向きな方針が示されていません。

皆さまのご厚意によりいただきました寄付金は、カットされたインフラの料金を補い、削除されたホームページを新設するなど、運営資金とさせていただいております。

その後も全国から署名や励ましのお声が多数届いており、この問題の全国的な関心の高さを実感しております。

市議会での廃館取り壊しの根拠となった耐震診断については、日本を代表する建築士の先生方がその調査に疑義 を持たれており、市は私費での再調査にも応じず、やむを得ず新渡戸家が 1記念館の廃館・取り壊し決定に対する差し止めと 2設計図書に基づい た耐震診断の再調査を求めて提訴するまでに至っております。

このような状況下であっても、引き続き、博物館として文化財を護り、 後世に伝える使命を果たすべく、Kyosokyodo(共創郷土)ならびに市民有志は、以下の博物館活動を継続してまいります。

どうか今後とも変わらぬご支援とご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しく お願い申し上げます。

Kyosokyodo(共創郷土)会長 新渡戸富恵

<活動内容>

① 新渡戸稲造博士の武士道精神、十和田市のルーツである開拓の歴史を伝える新渡戸記念館の廃館の撤回を求めて全国に呼び掛けます。

② 新渡戸記念館の建物の保護・保全の活動を、専門家とともに、十和田市民、全国の有志に呼び掛けて取り組みます。

③ 専門家の指導のもと「新渡戸記念館の所蔵資料」をこれまで通り保存し、郷土学習に役立て、地域固有の歴史と稲造の精神を他地域に発信することを求めます。

連絡先:新渡戸記念館ボランティアKyosokyodo(共創郷土) 事務局 角田美恵子
〒034-0031十和田市東三番町24-1 Tel/Fax 0176-23-4430  Email : info@kyosokyodo.jp

新渡戸記念館所蔵文化財の保存・活用による博物館活動に対する募金を行っております。 みなさまのご協力をお願い致します。

[新渡戸記念館資料保存募金先] 銀行名:ゆうちょ銀行 店名:八四八(ハチヨンハチ)種目:普通預金
口座記号:18450 口座番号:18126561 口座名義:キョウソウキョウド

※上記はゆうちょ銀行からのお振込み先です。他行からの振り込みは、口座番号が 1812656 となります。
※ご寄付いただいた資金の使途は、会にご一任させていただきます。
※会計報告は年度末(3 月)に行い、活動内容をホームページ www.nitobe.jp で随時紹介していきます。

お問い合わせ

新渡戸記念館へのお問い合わせは、下記の電話またはファックス、もしくはe-mailより承ります

TEL&FAX  0176-23-4430
e-mail : nitobemm@nitobe.jp