ネット署名14756名、手書き署名6642名分の提出と「住民監査請求」の提出について

2015/09/16

新渡戸記念館廃館取り壊し撤回について、ご署名、情報の拡散など、ご支援ご協力いただいている皆様には、心から感謝いたします。日々の対応に追われ、お礼ご報告が遅れ、ご心配をおかけしておりますことに深くお詫び申し上げます。

十和田市議会9月定例会期中の9月16日、ネット署名Chang.org(チェンジオルグ)で署名いただいた14756名分とコメント、また、Faxなどでいただいた手書きによる署名3843名分を、十和田市および十和田市議会に提出しました。手書きの署名は、廃館取り壊し採決直前、6月25日に提出した2799名分と合わせると6642名となり、それぞれの署名数は現在もなお増え続けています。

署名受け渡しでは、市および取材に来ていただいた報道各社に対して、日本の心を世界に発信した新渡戸稲造博士の記念館であることから、廃館取り壊し撤回の当キャンペーンは、チェンジオルグの注目のキャンペーン上位に上げられ、今や十和田市だけで無く、全国、更に世界的に関心を集める問題となっている事をお話ししました。

また、署名提出に出席した新渡戸記念館を守る会市民が、新渡戸記念館の取り壊しを行うことに対する「住民事務監査請求」を出していることについて、報道各社にご報告し「十分でない耐震診断に基づき、所蔵文化財の保存の対策が不明確なまま取り壊すことが無いようにお願いします」と十和田市に対し訴えました。

この状況で廃館取り壊しが行われれば、全国からの信頼も失いかねないということを、十和田市および十和田市議会の皆様には、ご理解頂きたいと思います。

しかし、今回これだけ多数の署名をお届けするために十和田市庁舎に伺いましたが、追加署名の提出であるとして十和田市長は出席されず、観光商工部長が代理で受け取って「市長に伝えます」と返答したのみでした。

感触として、今後もできるだけ多くの方の署名を集めて、数の力で働きかけるしかないと感じます。どうか、さらなる情報拡散、周辺の方へのご署名呼びかけなど、ご協力ご支援をお願いいたします。

新渡戸記念館をまもる会(save the towada)
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