新渡戸塾こども講座「寺子屋稲生塾」の開催
2015/08/29
新渡戸塾こども講座「寺子屋稲生塾」第4回プログラム 「太素の森の開拓村~昔ばなしの紙しばいとむらさき染め&木工工作体験~」を開催。39名の子どもたちが参加しました。ドカン!と大きな音を立てて作る昔ながらのおやつ「ドンキミ」を体験した後、ドンキミを食べながらKyosokyodoオリジナルの歴史紙芝居2作品を鑑賞しました。歴史紙芝居は、三本木原開拓時代に新渡戸稲造の父・新渡戸十次郎が取り組んだ殖産興業“むらさき染め”や“茜染め”を題材にした「南部むらさきとお三木あかね」、新渡戸稲造博士自身が台湾総督府時代に砂糖産業振興に尽くされた時のエピソードを紹介した「ニトベカズラの物語」で、鑑賞後実際に「南部むらさき染め」を体験しました。子どもたちは、自分で絞りを入れたきんちゃく袋をムラサキ草からとった染め液で染め、自分の模様を確かめるように絞りをはずして、完成した作品をうれしそうに見つめていました。更に「南部手焼きせんべい」を自分で焼く他、松ぼっくりやどんぐりなど自然の中にあるものを使った木工工作を行い、太素塚の自然の中で想像力を働かせながら、オリジナリティーあふれる作品を楽しんで作りました。