新渡戸ニュース

新聞やTVなどで紹介された新渡戸記念館関連の情報を中心にはばひろく収録しています。

2011年【2011/12/16 ~2011/01/1】

2011/12/16
官庁街稲生川水路のライトアップ
新しい趣向が好評でした
官庁街通りの稲生川水路には冬場水が流れていませんが、12月3日から25日にかけて水のかわりに青い光が美しい流れをつくっていました。今回は「銀河鉄道の夜」をテーマとしており、稲生川の水路は銀河に見立てられたようです。そのほか十和田市現代美術館前のアート広場など官庁街通りの各所のほか、文化センター前のD51などまちなかも青いLEDでライトアップされ、市民に好評でした。
2011/12/14
推奨受賞「灯ろう流しを見たよ」 と作者の萩野さん
稲生川とうろう流しの様子を描いて、昨年の十和田市小中学校美術展(十和田市学校教育振興会主催)で推奨を受賞した十和田市立ちとせ小学校6年(当時5年)萩野汀良さんから制作の思いを聞いた。萩野さんは「昨年夏、稲生川のとうろう流しを家族で見ましたが、とうろう流しは初めてで、とても綺麗だったので描きました」と話していた。同美術展審査員を務める吉田紀美男先生は「色がとてもきれいで空間に無駄がない作品です。描かれている人物も、写真を撮る人、灯ろうを指さす人と、一人一人違う表情で描き分けられ、とても面白く、全体にリラックスした描き方に好感が持てました。特に、自分の地域の行事を自分の感性で切り取り、巧みに表現していることが素晴らしいと思いました」とこの作品の魅力を語られた。
2011/11/25
青森郷土館の特別展「青森県博物館ロード―青い森の宝箱・県内博物館名品大集合!!―」[会期:平成23年12月9日(金)~平成24年1月29日(日)]へ、当館からイサム・ノグチ作『新渡戸稲造顔像』、朝倉文夫作『新渡戸稲造胸像』(原型からの復元)およびオリジナル台座、新渡戸十次郎筆『虎丸御軍舩御造立之図』[嘉永3年(1850)]の3点を貸出した。
2011/11/9~11・20
音楽学博士・音楽評論家としても活躍する館長代理が、11月9~11日チェコ音楽コンクールピアノ部門(会場:チェコ共和国大使館ホール)、11月20日日本ピアノ研究会主催第7回東関東(Aブロック)ジュニアピアノコンクール及びピアノオーディション本選会(会場:千葉県民文化会館)において審査員を務めた。
2011/11/18
寄贈した額を手にする原田氏

青森県芳吟会 桜川詩吟教場長 原田龍松(圭二)宗師 (公益社団法人日本吟道学院公認審査員)が、三本木原開拓の歴史をテーマに漢詩つくり、その額装を当館へ寄贈くださった。原田氏は今年5月、弘前城築城400年にちなんだ漢詩もつくっており、青森県の活性化に一役買いたいと県内の名所を表現した漢詩の制作を行なっている。 三本木原開拓をテーマとした原田氏の漢詩「新渡戸三代を顕彰す」は次のとおり。

荒廃たる三本木原を開く  山巒険絶乾坤を阻む
 水程の穴堰艱難を極め  天空に月星の旗印翻る
2011/11/06
デーリー東北の「時評」(11月6日付朝刊掲載)で『十和田・稲生川~未来遺産運動登録に期待~』と題し、(社)日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」へ登録を目指す”太素の水プロジェクト”の市民活動について紹介いただいた。
2011/10/10
デーリー東北の「月曜インタビュー・時代を読む」(10月10日付朝刊掲載)で太素の水保全と活用連合協議会会長である当館新渡戸常憲館長代理が取材を受け『稲生川の「未来遺産」登録目指す/開拓者魂の核アピール~市民は郷土に誇りを持って~』と題し、”太素の水プロジェクト”の市民活動と未来遺産運動の意義について紹介いただいた。
2011/10/06~07
十和田市開拓の祖・新渡戸傳翁が花巻出身であることから、十和田市と花巻市は平成元年(1989)10月10日「新渡戸友好都市」を締結し交流をおこなっている。今年度の新渡戸友好都市議員交流会は十和田市で行われ、10月6日十和田市議会会議室において「寺子屋稲生塾と稲生川の保全と活用」と「十和田湖観光、震災の影響と再生」をテーマに研修会が行われた。生涯学習課佐藤俊文課長より稲生川の保全と活用に関わる市民活動“太素の水プロジェクト”について発表を行い、十和田市、花巻市両市議会議員の方々が理解を深めた。
2011/10/01
「十和田市町内会連合会だより」第67号(10月1日発行)へ稲生川せせらぎ活動委員会 坂本義雄副会長(北小学区連合町内会会長)が「未来遺産登録を目指して」と題し、(社)日本ユネスコ協会連盟のプロジェクト未来遺産へ稲生川市民活動を“太素の水プロジェクト”として応募したことを、活動の意気込みとともに紹介。
2011/10/01
平成23年度下北市町村教育委員会連絡協議会県内研修としてむつ市をはじめ下北郡内4市町村の教育委員の方々11名が来館され、新渡戸塾をはじめとする人づくり事業や、稲生川の保全と活用に関わる市民活動「太素の水プロジェクト」について視察された。見学した方々からは「稲生川開拓という地域の歴史を受け継ぎ、志ある住民が自らできることを持ち寄りながら連携しすすめられている”太素の水プロジェクト”はまちづくりのキーとなる要素にあふれ、大いに参考になりました」との言葉をいただいた。
2011/08/27
ニジマスつかみ取りを楽しむ参加者
稲生川の市民活動「稲生川せせらぎ活動委員会」は、8月27日11:00~15:00稲生川ふれあい公園において第9回稲生川ふれあい祭りを開催した。日頃稲生川の維持管理活動を行う稲生川流域の16町内会員を中心に沢山の方が集まり、バーベキューに舌鼓を打ちながら交流を深め、ポン菓子の実演やニジマスのつかみ取り、カモレースなどを楽んで、日頃の労をねぎらいあった。
2011/08/20
稲生川の市民活動「一本木沢ビオトープ協議会」では、8月20日9:30~11:30外来魚駆除調査を開催し49名が参加した。北里大学生11名の協力と、県内水面研究所の指導で調査がおこなわれ、今回の調査では、コイ・フナ・ジュズカケハゼ・ドジョウ・ヤゴ(オオヤマトンボ・ギンヤンマ)・アメリカザリガニが確認され、例年見られている魚についてはほとんど生息を確認した。ブラックバスは発見されず、内水面研究所・長崎部長からは「ジュズカケハゼ等の小さい魚がいるということはブラックバスのように小さい魚を食べる魚がいないから増えていると考えられる」との報告があった。
詳しくはこちら(東公民館ブログ)>>

また、今回の外来魚駆除調査に参加した北里大学生が実習として作成した調査結果ポスターを、東公民館「Higashiおーぷんぎゃらりー」において『北里大学生物環境学科生態管理学実験ポスター展』(会期:8月26日~ 9月17日/「馬 仲間たち」写真展と併設)として展示した。 詳しくはこちら(東公民館ブログ)>>

2011/08/20

社)全日本郷土芸能協会が主催する第13回全国こども民俗芸能大会(東京 信濃町・日本青年館大ホール)において、「晴山獅子舞保存会」(佐々木秀美会長)の子どもたちが北海道・東北ブロックの代表として出場した。晴山獅子舞は、新渡戸家四天王・安野清兵衛の後継・安野為教氏が明治期に稲生町に創設した「稲生大権現舞」と同流であることから、近年まで稲生大権現舞の継承にも協力していた。

稲生大権現舞については後継者が不足し、2008年当館に稲生大権現獅子頭、装束等一式が寄贈されているが、その舞やお囃子を知る方が現在も晴山獅子舞保存会で活躍されており、昨年7月17日のギャラリートーク「稲生町の歴史・まちづくりの視点から-祭礼と芸能にみる稲生町のまちづくり-」(講師:青森県史編さんグループ主幹・中野渡一耕さん)では、佐々木会長(太鼓)と同会の米田導慈さん(笛)に稲生大権現舞のお囃子を実演いただくことができた。
2011/08/16

2008年稲生川上水150年記念として36年ぶりに復活した「稲生川灯ろう流し」を、4年目の今年も太素顕彰会、十和田商工会議所、十和田市観光協会の共催で開催。太素塚から18:30稲生川にむけて灯ろう行列が出発、稲生町を抜けて会場の稲生川第一西裏橋まで歩いた。朝からの雨もあがり、およそ2500人の参加者が見守る中、19:00頃からおよそ200個の灯ろうが流された。稲生川を管理する水土里ネット稲生川(稲生川土地改良区)と十和田市消防団の協力で、灯ろうは稲生川をゆるやかに流れて行った。先祖の供養だけにとどまらず、鎮魂と東北復興、世界平和など、それぞれの思いをこめた灯ろうが稲生川の水面を照した。

稲生町を歩く灯ろう行列
幻想的な灯ろうの光
記念館の灯ろう
2011/08/15
『音楽現代』9月号(2011年8月15日発行)に演奏会評論として、チター奏者とバリトン歌手のコンサート「内藤敏子&北村哲郎ジョイントコンサート」(2011年7月3日おいらせ町レストランカワヨグリーンロッヂ)について執筆。
2011/08/07
8月7日付け読売新聞のテーマ書評『「節」・・・節約、節度、節目・・・』において、アジア文化史家・和光大学名誉教授 前田耕作先生(ISCAアフガニスタン文化研究所所長)が新渡戸稲造著『武士道』(岩波文庫/矢内原忠雄 訳)を、読売新聞本社特別編集委員・橋本五郎氏が、李登輝 著『「武士道」解題』(小学館文庫)を取り上げ、今そこから学ぶべき点を論じた。震災後の日本の復興を考える上で、新渡戸稲造の「武士道」が注目を集めている。
2011/07/29~30

音楽学博士としても活躍する新渡戸常憲館長代理が、第16回日本緩和医療学会学術大会「いのちをささえ いのちをつなぐ 緩和ケア ~病院から地域へ~」(会期:7月29日~30日/札幌市)において音楽プロデュースを担当。館長代理は十和田市中央病院院内芸術サポートボランティア「アルタ・ノヴァ」の会の会長を務め、中央病院院長・蘆野吉和先生が今学会の大会長を務めるご縁から、大会の音楽会をプロデュースすることとなった。 
>> 音楽会開催にあたって 館長代理あいさつ

コンサートは盛況でした
コンサートの解説をする館長代理と司会の蘆野 潤子さん
演奏したピアニスト上杉春 雄氏と、ヴァイオリニストの チプリアン・マリネスク氏と
2011/07/15
二階新渡戸稲造コーナーにて ご夫妻(右のお二人)と
筆で一気に描かれた コシノさんによる色紙
当館館長代理と親交のある鈴木弘之さん、コシノ・ジュンコさんご夫妻が、「市民大学講座」(主催:十和田市教育委員会)のコシノさんによる開講基調講演のため来十し、講演に先だち当館にお二人で来館された。見学されたご夫妻は「東北の復興こそが日本の復興であり、新渡戸三代と新渡戸稲造の功績が今の復興の重要なキーワードになるのでは」とのお話しでした。
2011/07/15
『音楽現代』8月号(2011年7月15日発行)に『特集・作曲家ベイシックシリーズ8~シューベルトの作品をめぐって~』に評論を執筆。
2011/07/12
十和田市内在住の立崎弘志さんから太素塚にヤマアジサイ(紅クレナイ)を寄贈いただいた。
2011/07/06
青森郷土館の地域総合展「十和田湖・八甲田山」[会期:平成23年7月15日(金)~9月11日(日)]へ、当館から『稲生川取水口図』、『十和田湖周辺絵図』(明治期/鉱山や温泉の分布を記載)、新渡戸稲造旧蔵書 『日本八景 一六大家執筆』[ 大阪毎日新聞社・東京日日新聞社 編/大阪毎日新聞社 ほか 刊/昭和3年(1928)/見開きに日本画家・竹内栖鳳によるサインあり]などを貸出した。
2011/07/04

2010年国際交流基金の助成により『武士道』(ペルシャ語版)がイランで出版され、同年7月同基金より寄贈いただいた。当館への寄贈については、同書のイランでの出版の審査を担当された東京外国語大学総合国際学研究院 八尾師誠教授のご尽力があったことを感謝の思いとともに、ここに記します。

ペルシャ語版 「武士道―日本の魂―」 (新渡戸稲造 著 Mohammad Naghizadeh & Manouchehr Monem 訳/ 2010年 ENTESHAR Publication Co. イランにて出版)
2011/04/23~07/22
当館が青森DCキャンペーン「青森満喫スタンプラリー」(実施期間:2011年4月23日(土)~7月22日(金)の参加施設に。県内参加施設でスタンプを集めて応募すると、抽選でペア宿泊券や県産品などが当たる企画で、当館ではラリー参加の方への特典として、先着50名様に「こども武士道シール」をプレゼント。詳しくは青森DCキャンペーンホームページhttp://www.aomoridc.com
2011/04/20
新渡戸稲造の武士道の精神を分かりやすく、現代のこどもむけに解説した『こども武士道』の第2弾『こども武士道-今日から実践の巻-』(文・高橋和の助/絵・大垣友紀恵)が講談社より4月20日発刊された。今回は子どもたちから寄せられたお悩みを武士の知恵で解決するQ&Aを中心に、マンガなどで楽しく、無理なく武士道を実践的に考えられる内容になっており、当館も推薦している。(館内書籍販売コーナーで取り扱い中)
2011/04/15
東奥日報社説(4月15日付朝刊掲載)で『新渡戸記念館・整理して高まる資料価値』と題し、当館で2月中に行った集中的目録整理の成果について紹介いただいた。
2011/04/01~05/10
稲生川沿いの桜と観桜号
満開になった桜の前で取材を受けるアテンダントさん
アテンダントさん手書きの 歴史案内

十和田観光電鉄では稲生川沿いの桜の「お花見電車」が好評だが、今年運行した観桜号車内には稲生川の歴史や新渡戸稲造についてアテンダント手書きの歴史案内が掲示された。さらに 復興への想いを込めた桜が登場し、乗客が花びらを一枚ずつ貼り付け本当の桜より一足先に満開になった。

2011/03/24
11/03/24撮影
満開の福寿草
同日撮影
満開の福寿草
東日本大震災で悲しみと不安の日々が続いている中でも、太素塚の自然は、変わることなく春の訪れを知らせている。3月10日には、まだ寒い中、3つの福寿草がほころび、マンサクもつぼみを分かるか分からないかぐらいに開かせていたが、この写真を撮影した3月24日には、どちらも満開の花を元気に咲かせていた。
同日撮影
満開 のマンサ
左は以前から毎年私たちの目を楽しませてくれる太素塚のマンサク、右は十和田市の小笠原正さんから、去年太素塚にいただいたばかりのもの。右はまだ小さな若木だが、たくましく沢山の花を咲かせて、災害から立ち上がる私たちを応援してくれているようだった。
2011/03/24

日本三大開拓地交流を行っている福島県矢吹町が、東日本大震災で大きな被害を受けたことから、十和田市は、市建設業協会に依頼して復旧に必要な物資を集め、市が保有していたペットボトル入りの飲料水とともに支援トラックに積み24日に発送した。7:00からの発送式では小山田市長があいさつを行い、協力した建設業協会関係者ならびに市関係者が見送る中、矢吹町に向けて出発した。

『日本三大開拓地交流』は大規模国営開拓事業によって発展した歴史的共通点から、福島県矢吹町、宮崎県川南町と十和田市の三市町が交流を行っているもので、現在は年1回交流団が訪問しあっている。今年1月15~17日には、川南町と矢吹町の子供たちが十和田市を訪れ、記念館でも開拓体験などをした。館長はじめ館員一同、矢吹町が一刻も早く復興し、また会える日が来ることを心より願っている。
2011/03/11
11/03/11 14:33撮影
地震直前の鯉
3月11日14:46東日本大震災が発生したが、その4~5日前から、それまで池の深いところで冬眠していた太素塚の鯉と金魚が見える場所まで出てきていた。地震直前には一箇所に集まって泳いでいて、例年では4月にならなければ出て来ないので「今の時期になぜこんな所にあつまっているのか?」と不思議に思った館長が写真を撮影していた。震災後、写真撮影時間を確認したところ、撮影の直後に地震が発生していることに気がつき、生きものには災害を予兆する力のようなものがあるのではと感じさせる一枚となった。
2011/03/07
(写真は民音音楽博物館提供)
民音音楽博物館「輝けるロマン派の作曲家たち~リスト生誕200年~展」文化講演会(会場:民音音楽博物館 ミュージアムホール)において館長代理が「新渡戸流“フランツ・リストとロマン派の作曲家” ~時代が求めた華麗なる芸術家とその作品について~」と題して講演した。館長代理はリストの人生や作品、業績をCDや自身のピアノ演奏を交えて解説した。参加者のかたからは「本を読んだだけではわからない、リストの実像をより深く知ることができた」など好評の声が多く寄せられたとのことだった。
2011/02/15
『音楽現代』3月号(2011年2月15日発行)に特集1生誕200年記念 フランツ・リスト~鋼鉄の作曲家の横顔と音楽「シューマン、ショパン、そしてリスト~3人の相似と相違、その相関関係を探る」と題した評論を執筆。
2011/02/11~13
音楽学博士・音楽評論家としても活躍する館長代理が日本ピアノ研究会主催、第2回 全日本ジュニアピアノコンクール2010及びピアノオーディション本選会(会場:杉並公会堂・小ホール )において審査員を務めた。
2011/01/15

『日本三大開拓地交流』のため宮崎県川南町、福島県矢吹町の小学生と十和田市の小中学生あわせて60名が当館に訪れ、十和田市三本木原開拓の歴史を見学した。子供たちには開拓工事体験として、10㎏の重さをもっこで運んだり、6キログラムの穴堰工具ばんづるを振ってみたり、工事の合図に使う拍子木の音を聞いたりといった体験を一緒に行い、開拓の先人たちの苦労を体で感じていた。

『日本三大開拓地交流』は大規模国営開拓事業によって発展したという歴史的な共通点から三市町の交流が始まった。2002年10月には矢吹町で「日本三大開拓地サミット」を開催し、現在は年1回それぞれの地域へ交流団が訪問している。

※この画像は当該ページに限って東奥日報社が利用を許諾したものです。
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