企画展

2011年

平成23年度新渡戸塾 

第3講座 未来に受け継ぐ地域資源としての博物館<展示>

収蔵資料展2012
会期:平成24年4月14日(土)~4月30日(月)※会期が変更になりました
場所:十和田市立新渡戸記念館

平成23年度に加わった新収蔵資料や、新規軸装資料、新渡戸稲造旧蔵書約8000冊を含む所蔵資料の目録整理で発見した資料などを初公開しました。

新規軸装資料「下田村百石村之内三川目谷地並深谷地平鶉久保平蒼前尻平分間絵図面」
慶応2年(1866)第二次上水計画
新規軸装資料 「新訂坤輿略全図」
嘉永5年(1853)新発田収蔵 作
※新渡戸十次郎の蔵書印あり
4月14日には学芸員による展示解説会を行いました。

【新収蔵資料紹介】 新渡戸稲造直筆の掛軸
「 咲かざれば 桜を人の折らましや
         さくらの仇は 桜なりけり」

新渡戸稲造 著『自警』第八章“世に蔓(はび)こる者は憎まる“ より
「・・・何事もせねば非難も憎悪も免れるのである。僕の知人にして、今は故人となったが、生前大いに藩政に尽くした人があった。終に怨を買うて蟄(ちっ)居(きょ※)の間に死んだが、自分の経験を一冊の書に綴りて桜花物語と題して子孫に遺したが、その人は常に左の古歌を愛吟した。 『咲かざれば 桜を人の折らまじを 桜の仇は さくらなりけり』 実にこの歌の通り大小となく仕事をするものは必ず何人かに怨を受けるものである。所謂(いわゆる)人から邪魔に思はれるものである。」 
※蟄居=武士に科した刑罰の一。自宅や一定の場所に閉じ込めて謹慎させたもの

ここで稲造が「知人の話」としている“知人”とは、稲造の父・十次郎のことです。新渡戸十次郎は三本木原開拓を大規模な総合開拓に発展させ、近代的な都市計画により現在の十和田市街地の基礎を築きました。藩主・南部利剛公の信任もあつく、若くして御用人などの要職をつとめましたが、それが災いして讒言(ざんげん)され蟄居閉門のうちに失意のあまり病没しました。(享年48歳)
新渡戸稲造が父・十次郎愛吟の和歌「咲かざれば~」を揮毫したこの掛け軸は、傳、十次郎を支えて三本木原開拓地の取締役も務めた宮 一族(盛岡市)の子孫の方から譲り受けました。藩のために身を殺して尽くしながらも理解されないまま無念のうちに亡くなった父・十次郎への思いが込められた一点です。

太素の水プロジェクト

「太素の水プロジェクト」 未来遺産登録証授与式
ならびに第3回稲生川フォーラム&祝賀会
 

会期:平成24年3月18日(日) 14:00~授与式・フォーラム18:00~祝賀会
場所:サン・ロイヤルとわだ

【主催】授与式=公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟 主催
     フォーラム・祝賀会=「太素の水」保全と活用連合協議会 主催
【後援】青森県上北地域県民局・十和田市・十和田商工会議所・十和田市教育委員会・(社)十和田市観光協会・十和田市農業委員会・北里大学獣医学部・稲生川土地改良区・太素顕彰会・十和田市立新渡戸記念館

稲生川をめぐる地域活動「太素の水プロジェクト」が昨年12月19日公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の第3回プロジェクト未来遺産に登録され、平成24年3月18日(日)登録証授与式と第3回稲生川市民フォーラムが開催されました。市民およそ130名と共に稲生川と地域の未来を考えました。

プロジェクト未来遺産登録証授与式

日本ユネスコ協会連盟未来遺産委員会委員 前田耕作先生から「官民挙げないと実現しないプロジェクトがあると過去2回で経験し、太素の水のプロジェクトはまさにパブリック&プライベート・パートナーのモデルケースとして高く評価された」と講評いただき、「太素の水」保全と活用連合協議会新渡戸会長(当館館長)へ登録証が手渡されました。新渡戸会長は「我々の活動は震災以降、日本の進むべき道を示唆していると言っても過言ではない。稲生川を努力と愛情で一緒につないで行きたい」と今後の抱負を語りました。

第3回 稲生川市民フォーラム「人と自然が共に創る郷土」
~20年の市民活動をよりよい形で未来に引き継ぐために~

平成5年、15年に次いで3回目の稲生川市民フォーラムを今回の未来遺産登録の機会に開催し、稲生川と共に育まれてきたこの地域をどうしたら100年後の未来に引き継ぐことができるのか、市民と一緒に考えました。

・基調講演① 稲生川をめぐる住民活動の未来遺産としての評価
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟 未来遺産委員会委員 前田 耕作 先生

前田先生はユネスコの原点を築いた稲造の偉大な精神を紹介するとともに、世界遺産登録40周年の今年、ユネスコの大きなテーマは「持続可能な発展」だが、それに必要なのは文化と開発発展を切り離さないことで日本ユネスコの未来遺産はその考え方の基礎を若い人たちと作りあげる運動である。これが次代へ遺産を引き渡す唯一の道という印象を持っていると語られました。その具体例が稲生川の保全と活用のために人々が力を合わせて行う太素の水プロジェクトの持続的活動であり、同プロジェクトが選ばれた決め手は十和田の熱意と高い理念であると指摘されました。

今後の太素の水プロジェクトにつ「活動の中で更に高い理念を展開され、磨き上げて再び我々に投げかけてくれると期待している。稲造を育んだ精神構造の中からこのプロジェクトが生み出されていることを今一度かみ締めて欲しい。今後もどこにもない活動を組み上げ全国のモデルとなり、復興の引き金となることを期待する」と締めくくられました。

・基調講演② 地域住民とともに歩んだ三本木原開拓150年の歴史
          十和田市立新渡戸記念館 新渡戸 常憲 館長

新渡戸館長は、歴史をひも解きながら開拓地・十和田の特徴として「太素」新渡戸傳の開拓精神に感銘し、それを受け継ぐ人々が「志」の結びつきで地域を創り上げてきたことを示しました。今後の十和田市を創るのも志を共にする人々の血縁、地縁を超えた結びつきで、このプロジェクトを通し、開拓の歴史をもつ我が郷土の「人と自然が共に創る」伝統を受け継ぎ、活かし、共により良い地域の未来を創りたいと語りました。

・パネルディスカッション

コーディネーター:北里大学獣医学部 杉浦 俊弘 教授

(1)住民活動の紹介
  ① 稲生川せせらぎ活動委員会(稲生川土地改良区 阿部 俊 主任)
  ② 一本木沢ビオトープ協議会(同会 杉浦 俊弘 理事)
  ③ Kyosokyodo共創郷土(同会 新渡戸 富恵 会長) 
                   稲生塾生の発表(三本木小学校5年 長畑賀子さん 長畑幸子さん)
(2)第1回プロジェクト未来遺産登録地から先進地としての報告と助言
   久保川イーハトーブ自然再生協議会(同会 桶田太一 研究員)

フォーラムの趣旨を説明する コーディネーター杉浦俊弘先生
稲生川せせらぎ活動委員会の活動発表(稲生川土地改良区阿部俊氏)
Kyosokyodo(共創郷土)の活動発表
(同会 新渡戸富恵会長)
人づくり事業 「稲生塾」の塾生発表 (長畑幸子さん、長畑賀子さん)
久保川イーハトーブ自然再生協議会 桶田太一研究員の発表
桶田研究員

(3)総合討論

主な意見・質問事項

→ 日本ユネスコ 盛 和春理事 
 地域活性化で大切なことは地域を発見すること。それが地域の自信に繋がる。今回の活動は地域に誇りが持てるのがとても良い。活動の規模より地域の実情にあっているかが重要で、100年後に伝えていけるよう、子どもやお孫さんに伝えて欲しい。もう一つは100年前の方のものを借りて使わせてもらっていると思うこと。それを良い形で返すと考えてみて欲しい。

→前田先生 
  未来遺産のほとんどが危機に瀕している。未来遺産は未来に明るい光を投げかけるし、現在の危機に光を当てる意味も持つ。久保川の活動も生物多様性を守るものでこれはユネスコの重点課題である。一方太素の水は少しずつ視点の違う3団体が多様な組み合わせで多彩な活動を展開し、今までに無く、新たな光を投げかけている。

→北里大学小林裕志名誉教授(初回フォーラム実行委員長 ) 
  20年前私たちが始めたことがこのように継続され嬉しい。スタート時の思いは十和田市の子供が自慢できる街づくりということだけだった。活動は継続性が一番。核となる場所が大切であり、新渡戸記念館との連携は非常に良い。子どもたちが自慢できるまちづくりをしましょう!

→参加者からの質問 
十和田が未来遺産に登録されることによって何が変わるでしょうか?

→「太素の水」新渡戸会長 
登録により全国に十和田と稲生川が知られ、ここに来てくれる効果があるが、何より我々の手で地域の遺産を守り伝えていくこと、それを皆で考えていくことが大切。登録は特効薬ではなく、未来は皆で創るものということを理解してほしい。

→上北地域県民局地域農林水産部木村龍人次長 
県としては農業農村整備事業において環境配慮や環境公共の取組などを行っている。

→前田先生 
官は担当者が数年で交代する問題があるが3団体官民力を合わせ、どの様なダイナミックな展開が可能かとの問題意識で取り組んでおり、持続的解決が可能なよう官の理解と支援をお願いする。

今後の活動についてアドバイスくださる日本ユネスコ盛理事
未来遺産についてお話しする 前田先生
初回フォーラム委員長として思いを 語る北里大学名誉教授小林先生
県の取り組みを話す上北地域県民局地域農林水産部木村次長
コーディネーター杉浦先生はフォーラムの最後に新渡戸稲造揮毫の「Eile nicht, Wilre nicht」(急がず、止まらず)を引用して楽しく続けましょうと締めくくりました。

・祝賀会
フォーラム後の祝賀会にはおよそ90名が参加し、プロジェクト未来遺産の登録を喜び合うと共に、今後のために親睦を深めました。

寺子屋稲生塾生の行灯を各テーブルへ置きライトアップ
晴山獅子舞保存会の協力を得て 稲生大権現復活奉納
十和田市中央町内わ組による 十和田祭り唄ならびにお囃子奉納
授与式・フォーラム会場の ロビーに稲生塾生のまち探検壁新聞を展示しフォーラム参加者の方々に活動を 見て頂きました

★お問い合わせは「太素の水」保全と活用連合協議会事務局まで(TEL/FAX0176-23-4430)
太素の水プロジェクトホームページ

新渡戸稲造生誕150年記念・未来遺産登録記念事業

新渡戸稲造生誕150年記念 「世界への架け橋」展
十和田市太素の水プロジェクト未来遺産登録記念 「未来への架け橋」展

新渡戸稲造博士と万里夫人
(五千円札肖像の基の写真)

主催: 青森県十和田市、十和田市立新渡戸記念館
協力: 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、太素の水プロジェクト
協賛: 日本空港ビルデング株式会社

会期: 平成24年3月11日(日)~平成24年4月11日(水)
場所: 羽田空港第1旅客ターミナルビル2階出発ロビー 北ウイング、南ウイング(2か所)

プレスリリース

東日本大震災から一年。多くの悲しみや苦しみを抱えながらも立ち上がり、前に進みつつある日本。行く手には、まだまだ多大な困難が見え隠れします。
 今後の日本、世界の未来を考えるとき、私たちは、できるだけ多くの知恵と勇気を結集して、日本の根本を築き直す土台を今ここでしっかりとつくりたい ― そんな意志のもと、この度の企画が生まれました。 今後の復興を支える精神的要(かなめ)としての「日本の心」を温故知新の立場から見つめ直し、 新渡戸稲造が世界に広めた『武士道』の心と、不毛の台地を緑に変えた十和田の開拓精神(公」に尽くす志)を100年後の未来に伝えるというテーマで、新渡戸稲造が伝えた「武士道精神(北ウィングに展示)」、「開拓精神(南ウィングに展示)」を、日本各地と航路を結ぶ羽田空港から全国に情報発信すべく、青森県十和田市と新渡戸記念館との共催により展示することとなりました。
 新渡戸稲造生誕150年を迎え、稲造を育てた先祖の開拓の志を受け継ぐ市民による地域づくり活動は、日本ユネスコ未来遺産に登録されました。新渡戸稲造とその祖先が残した日本の心を感じていただければ幸いです。

南ウィング「開拓精神」展示
稲生川工具と米俵を中心に
じっくり見る方が多いようです
北ウィング「武士道精神」展示
新渡戸十次郎着用鎧を中心に
記念写真を撮る方も
展示会場の羽田空港第一ターミナル
沢山の方に見ていただきました

平成23年度新渡戸塾  こどもコース・寺子屋稲生塾

<展示>
「寺子屋稲生塾成果展」
内 容:平成23年度寺子屋稲生塾の活動で子どもたちが制作した作品など、活動の成果をまとめて展示します。

①平成24年1月20日(金) ~2月22日(水)
 会場1 : 青森銀行十和田支店(書道・絵画・作文などを展示)
 会場2: アートステーショントワダ観光物産館(まちの宝壁新聞を展示)

②平成24年2月26日(日) ~3月25日(日)
 会場 : 十和田湖公民館(書道・絵画・作文などの作品を展示)

③平成24年4月1日(日)~4月30日(月)
 会場 : 十和田市民文化センター(書道・絵画・作文などの作品を展示)

④平成24年5月1日(火)~5月31日(木)
 会場 : 十和田市中央病院(書道・絵画・作文作品、まちの宝壁新聞を展示)

青森銀行十和田支店 ロビー会場の様子
アートステーショントワダ観光物産館会場の様子
十和田湖公民館での展示
十和田市民文化センターでの展示
十和田市中央病院渡り廊下での展示

☆「寺子屋稲生塾・とわだ時空調査隊」壁新聞は、寺子屋稲生塾成果展に先駆け、8月の完成から記念館・稲生町各所で先に展示しました 壁新聞展示について>>

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:十和田市立新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp
新渡戸塾こどもコース・寺子屋稲生塾についてはこちら>>
寺子屋稲生塾チラシ

平成23年度 新渡戸塾 第Ⅱ講座 ユネスコと未来遺産運動

<展示>
新渡戸稲造のまなざしシリーズ企画展
国際知的協力委員会から新渡戸文庫まで
『新渡戸稲造-博覧啓蒙の願い-』

国際連盟執務室での新渡戸稲造

期間:平成23年11月8 (火)~平成24年1月29日(日)
        ※好評につき4月11日(水)まで会期延長

場所:十和田市立新渡戸記念館一階企画展示コーナー

内容: 新渡戸稲造は国際連盟の事務局次長として、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の前身・国際知的協力委員会の設立をはじめ教育、文化の領域に大きな足跡を残しました。祖父、父が開拓したこの地においては「博覧啓蒙」を掲げ、彼の意思によって当館の前身「私設 新渡戸文庫」が設立されました。新渡戸稲造の世界における活躍から、地域の、世界の、「文化力」を見直します。

『博覧啓蒙』の書
大正14年(1925)私設・新渡戸文庫設立の時、 新渡戸稲造が設立の理念として揮毫した書。
昭和40年(1965)新渡戸記念館となった今も 館内に運営の精神として掲げている。
私設 新渡戸文庫

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平成23年度 太素塚・年中行事

稲生川上水153年記念 太素塚元朝参り

一年の締めくくりと新しい年の始まりを、このまちの祖と共に太素塚で迎えませんか?稲生川上水当時の「大行灯祭り」にちなんで子供たちが制作した行灯とキャンドル200個でライトアップします。

期 間 : 平成23年12月31日(土) 22:00
        ~平成24年1月1日(日) 1:30 
場 所 : 太素塚(十和田市立新渡戸記念館 敷地)

★お神酒&甘酒の無料サービスあり。
★寺子屋稲生塾2や平成23年12月14日の行灯ワークショップ(ちとせ小学校四年生対象/講師:工作屋台村吉田紀美男村長)で制作した行灯とキャンドルおよそ200個で太素塚をライトアップします。
★年越しの頃に十和田市中央町内会・わ組による「十和田祭唄」「十和田囃子」の奉納があります。

好天に恵まれ、沢山の参拝客で賑わいました。 ありがとうございました。行灯を制作したこどもたちも、家族のかたと一緒に参拝に来てくれました。また来年もお待ちしております。

★俳優の永瀬正敏さんが太素塚元朝参りを写真撮影されました! 
※青森朝日放送20周年特別番組「Aの記憶」(2月14日19:00~20:00放映) 番組連動・永瀬正敏写真展「Aの記憶」(場所:青森県立美術館コミュニティギャラリー/会期:3月17~25日)

※詳しくは当館ならびに太素顕彰会事務局(℡0176-24-1111 towada@towada.or.jp 十和田商工会議所)

平成23年度新渡戸塾

講座Ⅱユネスコと未来遺産運動

<体験>
日本の心ワークショップ「しめ縄づくり」
日本の伝統行事お正月に欠かせない「しめ縄」を作ります。伝統的なしめ縄と、リース風のものと二種類つくることができます。 

講  師: Kyosokyodo 小笠原正氏
日  時: 12月17日(土)14:00~16:00
場  所: 新渡戸記念館と太素塚境内
参加費: 材料代200円 

※当日飛び入り参加OK
※お問い合わせは新渡戸記念館へ
(℡0176-23-4430)

およそ30名の方にご参加いただきました
ありがとうございました!

しめ縄をなう講師の小笠原さん
しめ縄を丸いリース型に
松・南天・果物等付けて仕上げます
龍形のしめ縄もつくりました
丸い龍型に上手にアレンジ!
2種類のリースを作った方も
おじいちゃんと楽しく参加

平成23年度新渡戸塾 こどもコース・寺子屋稲生塾

<体験>
プログラムその6★書の心は武士道の心-書道&茶道体験-

昨年の茶道体験の様子

内 容:プログラムのしめくくりとして閉校式に日本の伝統文化「書道」と「茶道」を体験し、「心技体」一致の大切さを学びます。書道では塾生一人ひとりが一年の稲生塾での活動を振り返って「書」にあらわします。茶道では、作法にしたがって塾生みんなで楽しくお茶とお菓子をいただくとともに、昨年体験したこどもたちがお茶のお運びをしてみます。

講 師: 書道体験 大山綾園 氏
     茶道体験 裏千家・稲本宗美氏(茶道体験)
日 時:平成23年12月10日(土)9:00~12:00
場 所:十和田市民文化センター 邦楽練習室・茶室
☆プログラム参加のしるしとして”武士道の魂ボール”などの授与式をおこないます

記念品「武士道の魂ボール」(大・小)
太素塚の間伐材を使った「稲生塾木札」
昨年の木札 <表> <裏>

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寺子屋稲生塾チラシ

平成23年度新渡戸塾  講座Ⅱユネスコと未来遺産運動

<交流>
「絆」ギャラリートーク・文化庁「文化財レスキュー」活動報告会

【主催:十和田市立新渡戸記念館  協力:博物館によるまちづくり団体 Kyosokyodo】

講師:新渡戸記念館 小笠原純也 書記/Kyosokyodo 新渡戸富恵 会長

終了しました!およそ40名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました!

内容:当館小笠原純也書記とボランティアキュレーター新渡戸富恵氏らが参加している文化庁の「文化財レスキュー事業」(東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業)の報告会です。国立民族学博物館・日高真吾先生のチームに参加し、石巻、陸前高田などで被災した文化財(民具)の洗浄作業を中心に行ってきました。その活動の意義や作業内容を紹介するとともに、十和田市に住むものとして被災文化財の問題をどう捉え、日常に活かすかともに考えます。

日 時:11月26日(土)14:00~15:00
場 所:十和田市立新渡戸記念館

活動報告をする小笠原書記と 新渡戸富恵氏
活動に参加したボランティアの新井山 実徳氏にも感想をお聞きしました
講座の様子

配付チラシ

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平成23年度新渡戸塾

<講演>
武士道を支える日本の心

講 師:国際基督教大学名誉教授 石川光男 氏 

終了しました!およそ60名の方にご参加いただきました
ありがとうございました!

日 時:11月12日(土)14:00~15:00
場 所:十和田市立新渡戸記念館
主催:十和田市立新渡戸記念館 協力:博物館によるまちづくり団体 Kyosokyodo
内 容:日本人の生き方の原点となる武士道の中に、日本文化の特質を探り、21世紀に活かす道を考えます。

―武士道を支える日本の心―

Ⅰ、道:心技体の統一
(1) 呼吸法で学ぶ心技体(つながり重視)
(2) 脱力:ゆだねる心(従の精神)
(3) 平常心是道(心が導く自由)

Ⅱ、理知と二元知からの脱却
(1) 胆力の養成(恐怖からの自由)
(2) 剣禅一如(二元知の超越)
(3) 勝海舟:直心の鍛錬と公の拡大

Ⅲ、「活」の規範
(1) 守破離:個性的創造
(2) 神武不殺・活人剣
(3) 日本の武具を支える哲理

お話をする石川先生
呼吸法と脱力法を伝授下さいました
聴講生のみなさん

配付チラシ

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平成23年度新渡戸塾  こどもコース・寺子屋稲生塾 

<体験>
プログラムその5★世界と友だちPART①-料理・音楽などの文化体験- 

講 師:駐日ルーマニア大使館 文化担当官・三等書記官 アンドレア・ブクナール 氏
内 容:十和田市ゆかりの国際人・新渡戸稲造は「太平洋の橋になりたい」と語り、東西文化のかけはしになりました。このプログラムでは、こどもたちが文化交流の担い手となって、世界のともだちとつながります。今回は東欧の国「ルーマニア」をとりあげ、料理や音楽を通して楽しくまなんだ後、ルーマニアのこどもたちと手紙を交換します。

開催日:平成23年11月5日(土)9:00~12:00
場 所:十和田市中央公民館
※ 参加料として材料費のみいただきます

終了しました!稲生塾生と保護者など
およそ40名にご参加いただきました。ありがとうございました!

主催:十和田市立新渡戸記念館・十和田市教育委員会 
協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo  

講師のブクナールさん
ルーマニア文化の紹介の様子
ルーマニア文化について話す ブクナールさんと 新渡戸館長代理
ルーマニア料理を紹介するブラッスリーMASUDA増田保稔シェフ
ルーマニア料理・鶏のスープ   「チョルバ・デ・プイ」
楽しい試食会の様子

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平成23年度新渡戸塾

<交流> オリジナルツアー

穴堰ツアー
水が止まっている稲生川国営天狗山トンネル内部をはじめ流路を解説付きで見学します。 

天気にも恵まれ、総勢20名でツアーに臨みました。
ご参加いただきありがとうございました!

■日   時: 11月2日(水)8:30太素塚集合
   (9:00太素塚出発 12:00太素塚解散)
■定   員: 20名 (対象:大人)
■参 加 費: 実費300円
■申し込み: 10月29日(土)締め切り

※水路には60㎝ほどの深さの水があります。胴長、特長などの装備で参加いただき、足元には十分お気をつけ下さい。
※お申し込み・お問い合わせは新渡戸記念館へ(℡0176-23-4430)

胴長に着替える参加者のみなさん
不安と期待とともにトンネル内へ
トンネル内にはトカゲやヘビ、小魚 などいきものの姿が
幕末に掘削したトンネルとちがい どこまでも真っ直ぐでした

全長を踏破した後には トンネル出口で記念撮影

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平成23年度新渡戸塾  講座Ⅰわたしたちの未来遺産

<交流>
「絆」ギャラリートーク・私たちの未来遺産を考える (全5回)

本年度、新渡戸記念館では、水土里ネット稲生川、北里大学獣医学部とともに歴史文化遺産・稲生川とその保存と活用に関る市民活動の未来遺産登録を目指し活動を開始しました。十和田湖、奥入瀬を水源とし、太平洋岸まで流れる稲生川。その価値は、それをとりまく自然遺産、文化遺産とのつながりに目を向け、見直すことで理解できると考えます。今回のギャラリートークでは、異なった分野で活躍する市民エキスパートの方を講師に「未来に受け継ぎたい地域の遺産」をテーマに考えます。

【主催:十和田市立新渡戸記念館  協力:博物館によるまちづくり団体 Kyosokyodo】

第4回 一本木沢ビオトープをめぐる市民活動

講師:北里大学獣医学部教授 杉浦俊弘 氏

終了しました!およそ30名の方にご参加いただきました
ありがとうございました!

内容:十和田市東公民館から東に数百メートル行ったところに、以前は農業用ため池として利用されてきた「池」があります。この「池」は、稲生川周辺の遊休地として再整備される時に、市民の皆さんからの「自然を残していろいろな生き物が棲める場所(ビオトープ)にしてほしい」との提言に基づいて、「一本木沢ビオトープ」として生まれ変わりました。一本木沢ビオトープは、地域住民の方々が主体的に「自然観察会」を開催して、市民への環境教育の場となっています。 北里大学獣医学部の生物環境科学科に所属し、平成5年の再整備への提言から一本木沢ビオトープに関わっていらっしゃる杉浦教授に、これまでの経緯や市民活動の内容および未来遺産運動としての取り組みについてお話しいただきます。

日 時:10月15日(土)14:00~15:00
場 所:十和田市立新渡戸記念館

講師の杉浦先生
平成5年以来の稲生川市民活動の 歴史を紹介いただきました
資料を見ながら話を聞く 聴講生のみなさん

配付チラシ

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平成23年度新渡戸塾  講座Ⅰわたしたちの未来遺産

<交流>
「絆」ギャラリートーク・私たちの未来遺産を考える (全5回)

本年度、新渡戸記念館では、水土里ネット稲生川、北里大学獣医学部とともに歴史文化遺産・稲生川とその保存と活用に関る市民活動の未来遺産登録を目指し活動を開始しました。十和田湖、奥入瀬を水源とし、太平洋岸まで流れる稲生川。その価値は、それをとりまく自然遺産、文化遺産とのつながりに目を向け、見直すことで理解できると考えます。今回のギャラリートークでは、異なった分野で活躍する市民エキスパートの方を講師に「未来に受け継ぎたい地域の遺産」をテーマに考えます。

【主催:十和田市立新渡戸記念館  協力:博物館によるまちづくり団体 Kyosokyodo】

第3回 地域農業を宝に-直売所の役割と課題
講師:道の駅とわだ 中浦 麻美 氏 

終了しました!およそ30名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!

内容:未来に残したい美しい田園風景や農地の維持は、 農家さん個々人の力だけでは難しくなっています。 十和田市の美しい風景を守り、残し続けるために 直売所として果たすべき役割とは何か? 直売所で見た、農業従事者を取り巻く苦労と現実をお話します。
日 時:9月17日(土)14:00~15:00
場 所:十和田市立新渡戸記念館

話をする中浦氏
道の駅とわだの産品を展示
聴講生のみなさん

配付チラシ

中浦氏は「産地直売所は中間の卸業者など介さず農産品が入荷されているというだけで『安くて当然』という人がいますが、産直農家には毎日の包装、運搬、売り場当番、トレーサビリティ管理(生産履歴の提出)など多くの労務が生じるので、その費用を度外視して価格設定すれば、労働に見合った収入が得られず、続けることができない結果にもなります。道の駅では、適正価格で販売できるように、素晴らしい理念を持つ農家さんを『地域の宝』として広く紹介し、付加価値を高めていきたいです。「農業とは『命を守る“食”』であるのだから、消費者の方には農業にもっと関心を持ってほしいです。また、生産者の方ににとっては『命を守る“職”』なのだから、自信と誇りをもって産品に価格を付けて欲しいと思います。そして、それが良い地域の循環を生めば、地域の農業を守っていけるのではないかと考えています。稲生川を先人が引いてくれたお蔭で今、私たちはここに住んでいるのだから、稲生川を守るためにも農業を廃れさせてはいけないと思います。」と話されました。

野菜ソムリエでもある中浦氏は、実際に道の駅とわだで扱っている農産品の中から、珍しい形の“シカクマメ”、薄紫色の大根“紅しぐれ”、西洋野菜の“コリンキー”、そして、農家のおばあさんがたった一人で丁寧に手刈りから袋詰めまでしている“もちアワ”などをお持ちいただき、そのおいしさとともに、生産過程のエピソードや生産者の思いを紹介下さいました。また、もちアワを使えば、バターも牛乳も使わずにおいしくヘルシーなホワイトソースができることなど、野菜の食べ方の知恵もご紹介いただきました。参加者からは、「とても楽しいお話でした」「農家の方の苦労を改めて知りました」「感動しました。もっと多くの方に聞かせたい。」などの感想が寄せられました。

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:十和田市立新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp
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平成23年度新渡戸塾  講座Ⅰわたしたちの未来遺産

<交流>
「絆」ギャラリートーク・私たちの未来遺産を考える (全5回)

本年度、新渡戸記念館では、水土里ネット稲生川、北里大学獣医学部とともに歴史文化遺産・稲生川とその保存と活用に関る市民活動の未来遺産登録を目指し活動を開始しました。十和田湖、奥入瀬を水源とし、太平洋岸まで流れる稲生川。その価値は、それをとりまく自然遺産、文化遺産とのつながりに目を向け、見直すことで理解できると考えます。今回のギャラリートークでは、異なった分野で活躍する市民エキスパートの方を講師に「未来に受け継ぎたい地域の遺産」をテーマに考えます。

第2回 地域を支えた稲生川と、地域が支えるこれからの稲生川
講師:水土里ネット稲生川 主任 阿部 俊 氏

終了しました!およそ30名の方にご参加いただきました。 ありがとうございました!

内容:新渡戸開墾の後、農業用水路として地域の産業発展を支えた稲生川の現在の概要を紹介し、農地の宅地開発が進む今日、混住化による農業用水利施設の管理の難しさ等を交えながら、地域用水として一般市民が参画する維持管理の将来像についてお話しいただきます。
日 時:8月20日(土)14:00~15:00
場 所:十和田市立新渡戸記念館
主催:十和田市立新渡戸記念館 協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

話をする阿部主任
資料を片手に聴講する塾生のみなさん
知っているようで知らない稲生川の 現在を知ることができました

配付チラシ

阿部氏は「水土里ネットは組合員(農家)の賦課金により運営される組織で行政の補助はあるものの、行政サービスではないが、その点を誤解されているかたも多いのでは?」とお話しでした 「宅地開発の進展に伴い、農地の宅地転用による混住化が進んでおり、この8年間を見ても受益農地5300haの内230haが宅地になっている。農地と宅地が混在することで、除草音や農薬の苦情、雨天の増水の苦情、水路へのフェンス設置の要望などが非農家である新住民から寄せられるが、その対応にも農家の賦課金を使うので、非常に心苦しく感じる。稲生川は農業だけでなく、多面的な機能(防火用水、雨水排水、気候緩和、癒しの空間の提供など)で地域全体に大きな恩恵を与えていることを考えれば、“地域用水”として地域住民が維持管理に関る仕組みが必要ではないか。その一つとして、平成14年に設立した『稲生川せせらぎ活動委員会』は、稲生川流域16町内会の住民が主体的に水路の美化、維持管理活動を行うもので、水土里ネット稲生川が事務局を務めている。今年、同じく稲生川に関る市民活動の『一本木沢ビオトープ協議会』『kyosokyodo(共創郷土)』と『せせらぎ活動委員会』が『「太素の水」保全と活用連合協議会』としてユネスコの“プロジェクト未来遺産”に応募することとなったが、これが稲生川の保全と活用に広く多くの人が参加するきっかけとなって、小水力発電など活用の新たな可能性が広がることを期待している」とお話しになりました。

参加者からは、「維持管理の多くの苦労があって稲生川が流れていることを初めて知った。」「稲生川をますます大切にしていきたいと感じた」「稲生川せせらぎ公園の散歩だけしていたが、こうした影の支えがあって成り立っていることを知り、今後の自分の行動を考える参考になった」などの感想が寄せられました。

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太素塚・年中行事

稲生川灯ろう流し

日時:平成23年8月16日(火) 集合18:15 出発18:30
灯ろう行列集合場所: 太素塚(十和田市立新渡戸記念館敷地)
※19:00から稲生川で灯ろう流しを行います
主催:太素顕彰会

★お問い合わせ: 太素顕彰会
(十和田商工会議所内/TEL 0176-24-1111)

天候に恵まれ、先祖の供養だけにとどまらず 鎮魂と東北復興、世界平和など、それぞれの思いをこめた 灯ろうの光で稲生川の水面が照らされました…

稲生町を歩く灯ろう行列
灯ろうを流す市消防団の方々
記念館灯ろう

平成23年度新渡戸塾 こどもコース・ 寺子屋稲生塾

<展示>
「寺子屋稲生塾・とわだ時空調査隊壁新聞」 巡回展

新渡戸塾こども講座「寺子屋稲生塾」第4回プログラム 「とわだ時空調査隊-まちの魅力をみつけよう!-」で塾生がまちを探検してまとめた壁新聞を十和田市内各所に巡回展示します。

展示の様子

<巡回日程>
①平成23年 8月11日(木)~23日(火) 
[場所 :十和田市立新渡戸記念館/市民無料]
②平成23年 8月24日(水)~11月30日(火)
[場所 :青森銀行十和田支店ロビー/見学無料]
③平成24年1月20日(水)~2月22日(火)
[場所 :アートステーショントワダ・観光物産館/見学無料]

稲生塾生のまち探検&壁新聞作りのようす>>

☆新たに展示場所が追加となった場合は、記念館ホームページならびに十和田市広報などでお知らせします

展示会場として協力いただいた青森銀行十和田支店
下山支店長さんから稲生塾生へメッセージをいただきました!

【 青森銀行十和田支店 下山明彦支店長から】

 皆さんが今回参加した稲生塾で、三本木原開拓の歴史や国際人新渡戸稲造の武士道精神について多くのことを学んだと思います。そして、まちなか探検で、実際に歩き、ふれあい、先輩の方々からお話しを聞き、テーマを絞り込んで取材し、まちの宝をみつけて、壁新聞を一生懸命みんなで作りあげた経験は、将来きっと皆さんの大きな宝物になるはずです。  この活動で体験した感動を心にきざみ、この経験を活かして、まだまだたくさんある十和田市のまちの宝をもっと探してみましょう。そして、今度は皆さんが十和田市のまちの宝を築く番です。モノではなく、皆さん一人ひとりの人材という宝物を。

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寺子屋稲生塾チラシ

平成23年度新渡戸塾 こどもコース・寺子屋稲生塾

<交流>
プログラムその4★とわだ時空調査隊-まちの魅力を発見しよう!-

稲生塾生19名と大人11名で稲生町を探検し、
壁新聞にまとめました。 ご参加 ありがとうございました!!
力作の5枚の壁新聞ができあがりました!

☆ 「寺子屋稲生塾・とわだ時空調査隊」壁新聞は、完成後8月11日(木)から記念館や稲生町各所で展示します
(巡回展示の場所や会期など詳細はホームページや市の広報でお知らせします)

講 師:櫻田酒店 櫻田恒郎社長・Kyosokyodoメンバー・十和田ボランティアガイドの会
内 容:三本木原開拓でできた十和田市の中心街・稲生町。歩いてみると意外な発見がいっぱい!まちの宝を探して、こどもたちが稲生町を探検します。見つけた宝は壁新聞にまとめ、まちなかに展示します。

日 時:平成23年8月6日(土)9:00~16:00 お弁当持参
         8月7日(日)9:00~12:00
集 合:十和田市中央公民館

寺子屋稲生塾生の壁新聞に「東奥日報」「デーリー東北」の地元局長さんから講評いただきました!

【各壁新聞への講評】

★東奥日報十和田支局・三浦博史支局長さんから★  最初に新聞名に、ん?と目が引き寄せられます。続くトップ記事もクイズ形式で構成するなど、自由な発想が新鮮です。しかも、井端さんの仕事が戦艦づくりにかかわっていたと知ってまたびっくり。戦争を体験した人たちの言葉は、とても貴重なものです。時間がたてば、そのチャンスもなくなります。井端さんの言葉を聞けたことが宝物になります

★デーリー東北十和田総局・工藤文一総局長さんから★  商店を取り上げる新聞が多い中、旧家に着目し、他と違う切り口で紹介しています。稲生川上水以前から三本木原に住んでいた家で、宝物は井戸とあります。水道の普及した現代ですが、人々の生活に水がいかに大切か。そんな先人の水にかける思いを知らせてくれました。「“親”聞」というタイトルやイラストに、井端さんを慕う制作者の思いが込められているようです。

★東奥日報十和田支局・三浦博史支局長さんから★  みんなが知っている稲生町の現金屋さん。店の宝がチャーシューのたれで、40年かけてつくり上げた味であることを聞き出しました。また、肉は豚の肩ロースを使っていることも突き止めました。秘伝のたれの秘密の一部を解き明かしたのは、見事なスクープです。焦げ跡のついた鍋の写真も、長年守り抜いた味であることを知らせるのに効果的でした。

★ デーリー東北十和田総局・工藤文一総局長さんから★  現金屋さんの宝という40年続くチャーシューのたれは素晴らしい発見です。早速お店に行ってチャーシューを買いたくなりました。十和田バラ焼きに続くご当地B級グルメ誕生に期待。歴史の奥深さを感ぜずにはいられません。商店主との交流もほほえましく、記事の行間から取材を楽しんでいる様子が伝わりました。次回は是非「不思議な道」の解明に挑んで下さい。

★東奥日報十和田支局・三浦博史支局長さんから ★ 新聞の顔として大事な「題字」が鮮やかで色使いのセンスも光ります。ひと目見て読んでみたいなと思いました。今泉コンピューターさんの看板が□と△でできていたなんて、初めて知りました。また、元々は洋服屋さんだったのが、型紙を作るのにコンピューターを使うようになり、それが本業になった経緯を紹介するなど、深い取材に感心しました。

★ デーリー東北十和田総局・工藤文一総局長さんから★ 人口減少や社会情勢の変化により厳しさを増す商店街で、頑張っている人を紹介。題字をカラフルにし記事やクイズのコーナーを色分けするなど、見やすい体裁に仕上がりました。宝物は「客」という店主の言葉は、時流に左右されない商売の普遍的な心理なのでしょう。また、「誰かのために何かをすることがいい」という言葉も、制作者の胸にしっかり届いたようです。

★東奥日報十和田支局・三浦博史支局長さんから ★ 字がきれいで読みやすく、読む人にとっても親切です。福田菓子舗さんの宝ものは子どもとらくがんの型と紹介しています。優しいご主人なので、おいしいお菓子ができるのだと思います。らくがんの型の写真がきれいに撮れていました。人気商品のランキングを紹介した記事は、アイデア賞。写真も上手にアレンジして楽しく読むことができます。

★ デーリー東北十和田総局・工藤文一総局長さんから★ お菓子に照準を合わせた女子らしい感性が秀逸です。洋菓子だけでなく、伝統的な「らくがん」も取り上げ、地域に根付く食文化の一端が浮き彫りになっています。古い建物を活用した店舗に歴史の息づかいを感じたようで、制作者にとって、とても有意義な取材になったと思います。文字の大きさをそろえるなど、ていねいな紙面づくりにも好感が持てました。

【活動全体への講評】

★東奥日報十和田支局・三浦博史支局長さんから ★
 地域の先人が残した言葉や生きる知恵は大切な宝物です。現在、地域で活躍されている人たちの話や人生の中にもたくさんの宝物が詰まっています。そして、寺子屋稲生塾に参加した皆さん、子どもは地域の宝物です。稲生塾に参加した皆さんは、壁新聞づくりなどを通じて地域の宝物を過去から現在、未来へつなぐ懸け橋の役割を果たしました。それは小さい懸け橋かもしれませんが、とても大切な懸け橋になりました。

★ デーリー東北十和田総局・工藤文一総局長さんから★ 
 震災、少子高齢化、財政危機等々。社会の変化はめまぐるしく、日本人はかつて経験したことのないような事態に直面し右往左往の連続-。そんな展開の早い現代こそ、足元を見つめ直す姿勢が求められるのではないでしょうか。時代を越えて人々の生活に水脈のように息づくもの。子どもたちがそれぞれの視点で探し当てた「地域の宝」が、将来の道を照らす光となることを願ってやみません。

8月6日(日)中央公民館で、稲生町六丁目櫻田酒店の櫻田恒郎社長よりまちの歴史を中心にお話しをお聞きした。その後、5グループに分かれて市民ボランティアの方々とともに、それぞれのお店の宝や魅力をインタビューし、翌日(8月7日)調査内容をおよそ2時間で壁新聞にまとめた。

櫻田酒店社長の櫻田恒郎さんによる稲生町の歴史レクチャー
宝探しのための作戦会議
まち探検!
福田菓子舗さんで
井端寛さん宅で
今泉マイクロコンピューターさんで
三浦米穀店さんで
現金屋さんで
櫻田酒店脇の路地で
どう壁新聞にまとめようかな?
みんなで分担作業!

まちの宝は「お客さん」「お店」「自分のルーツ」「子どもたち」など、お金に換えられないものだとお店の方たちは語ってくれました。 そしてただ仕事をするのではなく、人の役に立つことを考える大切さなど、こどもたちに教えてくださいました。

こどもたちは「稲生町の宝の地図」と、それぞれのお店に関係する謎めいた絵や写真の「宝のてがかり」を頼りにお店を回りました。

手がかりの写真の一つ→
この答えは子どもたちの壁新聞をご覧下さい 

※まち探検には稲生町の6店舗(櫻田酒店さま/現金屋さま/三浦米穀店さま/井端寛さま/福田菓子舗さま/今泉マイクロコンピューターさま)に協力いただきました。お忙しい中、子どもたちのインタビューに、一人一人丁寧にまちの歴史や宝を教えてくださり、誠にありがとうございました。

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寺子屋稲生塾チラシ

平成23年度新渡戸塾  講座Ⅰわたしたちの未来遺産

<交流>
「絆」ギャラリートーク・私たちの未来遺産を考える (全5回)

本年度、新渡戸記念館では、水土里ネット稲生川、北里大学獣医学部とともに歴史文化遺産・稲生川とその保存と活用に関る市民活動の未来遺産登録を目指し活動を開始しました。十和田湖、奥入瀬を水源とし、太平洋岸まで流れる稲生川。その価値は、それをとりまく自然遺産、文化遺産とのつながりに目を向け、見直すことで理解できると考えます。今回のギャラリートークでは、異なった分野で活躍する市民エキスパートの方を講師に「未来に受け継ぎたい地域の遺産」をテーマに考えます。

第1回 地域の宝・蔦温泉-今までの100年、これからの100年-

終了しました!およそ30名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました!

講師:蔦温泉旅館 代表取締役 小笠原正明氏

内容:蔦温泉は、稲生川の水源である十和田八幡平国立公園の中にあり、さらに昭和48年国指定十和田鳥獣保護区「蔦野鳥の森」にもなっています。十和田市の大切な自然遺産であり、市を代表する観光地です。久安3年(1147年)の記録にも湯治場としてその名が記され、明治42年に創業した蔦温泉旅館の歴史を知り、この素晴らしさを未来へ伝えたいという使命感で、現在この温泉を守る小笠原社長に、その魅力や保全と活用をめぐる問題点などについてお話しいただきます。

日 時:7月16日(土)14:00~15:00
場 所:十和田市立新渡戸記念館
主催:十和田市立新渡戸記念館 協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

話をする小笠原正明社長
熱心に聴講する塾生のみなさん
温泉の入り方など温泉入浴指導員の 知恵も伝授いただきました

自然環境保全のあり方について「“エコ”も単一視点で自分の都合のみ考えれば“エゴ”となってしまう」「“保護”よりも“共生”という考え方が大切ではないか」といったお話に、参加者の方々は大きくうなづいていました。また、伝統の蔦温泉について、ただ守るので無く、それをどう活かせるかこれまでの視点を残しつつ、同じものを新たな視点で見直し、色々な分野の方と協力して取り組んできた実践例をお話し下さいました。とても前向きな姿勢が感じられ、歴史文化遺産である地域用水・稲生川の未来遺産運動にとっても、学ぶべき点の多いお話しでした。

参加者からは、「目からウロコのお話しでした。とても貴重な、そして実現可能な考え方で活動なさっているので、説得力がありました」「温泉学の話しも面白かった」「ブナの森の話しを聞き、自然を守るための努力を自分もしていきたいと感じた」などの感想が寄せられました。

配付チラシ

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平成23年度新渡戸塾  こどもコース・寺子屋稲生塾

<体験>
プログラムその2★150年まえの大行灯を作ろう&キャンドルナイトin十和田2011

終了しました!行灯制作には塾生およそ30名とそのほか一般の方にご参加いただき
キャンドルナイトには、およそ100名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!

太素塚の池に浮かべられた行灯

講 師:吉田紀美男先生
内 容:およそ150年前、三本木原開拓で引かれた稲生川に初めて水が流れた年、開拓の様子や稲生川に水が流れたときの様子を描いた大行灯を飾る祭りをおこなっています。それにちなんで行灯をみんなで作り、感謝の気持ちを込めて太素塚に飾ります。また、ふるさとを未来へつなぐエコロジー活動の一つ「キャンドルナイトin十和田2011」として点とう式をおこないます。

開催日:平成23年7月9日(土)
【第一部】150年前の大行灯を作ろう!
時間: 9:00~12:00 (集合:十和田シティホテル駐車場)
【第二部】行灯に火を燈そう!キャンドルナイトin十和田201
時間: 18:00~20:30 (集合:新渡戸記念館)

☆ おうちの人と参加してね!
☆点燈式ではバイオリンとピアノのミニ演奏もあるよ ☆寺子屋稲生塾出前講座で下切田小学校(6月8日)法奥小学校(6月22日)沢田小学校(7月6日)の皆さんが制作した行灯も点とうします。

主催:十和田市立新渡戸記念館・十和田市教育委員会 
協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

第一部には、稲生塾生と一般参加の子どもたちと保護者およそ30名が参加し、「工作屋台村」村長・吉田紀美男氏を講師に、150年前の稲生川上水当時に行われた「大行灯祭り」について勉強した後、ペットボトルを活用したキャンドルや大きな行灯に武士道の言葉を書いたり、ねぶた絵の具で自由に彩色した。さらに、未来の夢や目標をこどもたちが短冊に書いて笹竹につるし、太素塚入り口に飾った。
第二部では皆で制作したキャンドルや行灯と、稲生塾出前講座で沢田小、法奥小、下切田小の子どもたちが作ったキャンドルなどおよそ300個を太素塚境内と太素塚前・産馬通りに並べ点燈した。 記念館前では点燈式とともに「キャンドルナイトin十和田2011」を行い、今回は東日本大震災で被災した方々、亡くなった方々への思いを込めて、三浦弘さん・直子さんご夫妻が電子ピアノとヴァイオリンで「荒城の月」「故郷」などを演奏、こどもたちが一緒に合唱した。参加者およそ100名が幻想的な灯火を囲んで、心あたたまるひと時を過ごした。

吉田先生から150年前の行灯まつりについてお話しを聞く塾生
ねぶた絵の具で思い思いに彩色
六年生は武士道の言葉を書いた大きな行灯づくりに挑戦!
太素塚に行灯を飾ってミニコンサートを行いました
電子ピアノとヴァイオリンを演奏下さ る三浦弘さん直子さんご夫妻
行灯の幻想的な光の中素敵なコンサートになりました

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平成23年度新渡戸塾  こどもコース・寺子屋稲生塾

<交流>
プログラムその3★太素の森のお話し会・知ってるかな?十和田の昔の地名

終了しました!塾生ほか一般参加の方およそ40名にご参加いただきました。
ありがとうございました!

お話し会の様子

講 師:  語り部 Kyosokyodo(三浦直子さん・小笠原正さん ) 
          こま草の会(小野寺功さん) 
     遊び指導 Kyosokyodo(石川原光男さん・澤口騏三夫さん)
紙芝居作画協力: 福沢健悦さん 
民話脚本協力: Kyosokyodo 澤口騏三夫さん 

内 容:昔の地名には色々な物語がかくされています。十和田市内の三本木原開拓にちなんだ地名を中心に昔話で歴史をまなびます。むかしのおやつと遊びも体験してみよう!
日 時:平成23年7月30日(土)9:00~12:00
場 所: 太素祭(新渡戸記念館敷地)
   ☆むかしなつかしい「ドンキミ屋さん」がドカン!という大きな音でドンキミをつくります。
   ☆手焼きせんべいを自分でつくってみよう!
   ☆むかしのあそび「くるみの枝ざいくづくり」「かみでっぽうづくり」「空気でっぽう」「ずぐりまわし」「竹馬」など
主催:十和田市立新渡戸記念館・十和田市教育委員会 協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

最初に記念館小笠原書記から 創作民話に関る歴史をレクチャー
「瀬戸山のおはなし」を読む 語り部・三浦直子さん
「初田のかっぱ」を読む 語り部・小野寺功さん
昔のおやつ・南部せんべいを 自分で焼いて食べました
ドンキミの「どかん!!」という音に 子どもたちもびっくり
ボランティアのおじいさんから  昔遊びを教えてもらいました

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平成23年度新渡戸塾

こどもコース・寺子屋稲生塾
プログラムその1★ 新渡戸稲造の武士道精神をまなぼう ―開講式―

終了しました!塾生およそ30名と保護者の方にご参加いただきました。
ありがとうございました!

日 時:平成23年6月18日(土)13:00~16:30
場 所:十和田市南公民館
講 師:「こども武士道」著者・高橋和の助氏

内 容:今回は“こども武士道実践講座 「理解」を「行動」につなげる―考えて動くワークショップ―”として、「実践」をテーマに行います。理解したことを身につけるために、 シチュエーションや設定に合わせて、実際にからだを動かし、からだに記憶させることで、いざというときにすぐ行動できるようにします。また、東日本大震災など、今身近に起っている問題を“武士道の知恵”で考える討論会を行います。

主催:十和田市立新渡戸記念館・十和田市教育委員会 協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

開講式で挨拶する小山田市長
教育長の挨拶
新渡戸館長の挨拶
高橋和の助先生のワークショップ
武士道の言葉の意味を考えて発表
自分なりの意見を発表しました

武士道討論会では活発な意見が交換され、ワークショップの後、子どもたちからは「他の人が何と言おうと自分で決めることの大切さをはじめて分かった」「自分が何を一番大切にするのか今日少し分かった」「これから人の心を考えて行動したい」「大震災の被災者の人にわたしたちも優しさを渡したい」などの感想がよせられました。子どもたちが、武士道の教から自分なりに色々なことを学んでいることが感じられました。

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稲生川上水153年記念 2011年太素祭イベント

-2011太素祭 イベント全日程はこちら-
春まつり太素祭について(十和田市観光協会サイト)

共催:十和田市観光協会・十和田市・十和田商工会議所・太素顕彰会  協力:十和田観光電鉄㈱ 

-ふるさとの祭りで心を一つに!-
東日本大震災で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます

★太素祭期間中、被災者の方々への募金活動を実施します ★
★新渡戸記念館オリジナル「ニトちゃん缶バッチ」をつくりました★

チャリティー缶バッチとして1個300円で販売します
売り上げの一部は被災者の方への義援金として募金いたします

ニトちゃん缶バッチ
楽しいトリオ★ザ★ポンチョスライブ
北園小学校ブラスバンドの発表
三本木高校ブラスバンドの発表
稲生川上水153年太素例祭
神輿連合会の御神輿奉納

太素祭イベント

国際博物館の日記念・太素祭クイズ大会
「みんなで合格!ニトちゃん検定~未来遺産の巻~」

期間 : 平成23年5月3日(火)~5月5日(木)
場所 : 十和田市立新渡戸記念館

今回のテーマは未来遺産だよ!
十和田湖・奥入瀬・稲生川の恵みにはぐくまれた「水の里とわだ」を100年後の未来に受け継ぐため
知力、体力、時の運、さまざまな条件をクリアして検定合格を目指そう!

★2011年「ニトちゃん検定」検定合格者発表!

参加者583名(内ウォーク版43名・史跡めぐり版10名)中116名(ウォーク版14名・史跡めぐり版4名)の方が11点以上を獲得して「ニトちゃん検定」に合格されました。 ご参加ありがとうございました。
太素ウォーク参加者もクイズに挑戦!

今年も飛び入り参加でその場で景品がもらえる「ニトちゃんクイズ!」を開催しました。

正解者には記念館グッズの他バルーンパフォーマー・ジュカさんからバルーンのプレゼントも!

 国際博物館の日記念太素祭クイズ大会「みんなで合格!ニトちゃん検定~未来遺産の巻~」では、「知力」をためす三本木原開拓など十和田市の歴史や新渡戸稲造についての クイズ問題と「体力」と「時の運」をためす各関門をクリアした参加者には「ニトちゃん検定合格認定証」を進呈するとともに、抽選で賞品をプレゼントします!(参加無料)

★クイズ大会参加用紙はこちら>>  おもて面ダウンロード  うら面ダウンロード

 ☆「ニトちゃん検定合格者」には「ニトちゃん検定合格認定証」を郵送でプレゼント。 
 ☆最高ポイントを獲得した人はパーフェクト合格者として5月5日~6月5日まで館内にお名前を掲示。
 ☆最高ポイント獲得者全員+その他の検定合格者からの抽選者あわせて50名に賞品を郵送でプレゼント。
 ☆5月3日(火)開催「太素ウォーク2011」「史跡めぐり」各参加者には特別バージョン「ニトちゃん検定」あり。
 ☆その場で賞品がもらえる「ニトちゃん○×クイズ!」も期間中ステージで実施しますのでご参加下さい!

<賞 品>十和田湖休屋のホテルペア宿泊券
     新渡戸記念館オリジナルグッズ「ニトちゃんピンバッチ」  「ニトちゃん缶バッチ」
     新渡戸記念館の「歴史ガイドブック」 新渡戸稲造の武士道を楽しく解説した「こども武士道」(講談社)

<クイズ大会開催時間>
   5月3日(火)~4日(水)9:00~19:00
   5月5日(木) 9:00~17:00
     ※5月5日17:30~館内でクイズ回答ならびに「検定合格者」を発表します
     ※5月3日の太素ウォーク&史跡めぐり参加者の方には終了後に結果発表

◎太素祭特別開館として太素祭期間(5月3日~5日)の開館時間は20:00まで延長します
  ◎太素祭期間中は観覧料完全無料!! (十和田市民は常時無料です)

※問い合わせ先 十和田市立 新渡戸記念館
  〒034-0031 青森県十和田市東三番町24-1
  TEL&FAX: 0176-23-4430 Email: nitobemm@nitobe.jp

平成23年度 新渡戸塾 第Ⅰ講座 わたしたちの未来遺産

<展示>
稲生川上水153年記念  
-水の里とわだ-未来遺産 展 

期間: 平成23年5月3日(火)~7月31日(日) ※好評につき8月21日(日)まで会期延長
場所: 十和田市立新渡戸記念館一階企画展示コーナー

「命の水・稲生川」を未来に受け継ぐ活動と日本ユネスコ協会連盟が提唱する”未来遺産運動”についての展示とともに、十和田湖・奥入瀬そして稲生川の水にはぐくまれた「歴史・文化・自然・食・人」を “水の里とわだ・見本市”で紹介します。

<主な展示内容>

◎稲生川を未来へ受け継ぐ活動の紹介
・一本木沢ビオトープ協議会における活動
・稲生川ふれあい公園など親水公園でのボランティア活動
・北里大学による研究
   研究成果を生かした一本木沢ビオトープ整備事業
   稲生川ふれあい公園などでの市民活動意識評価研究  
・水土里ネット稲生川の地域用水活動
・「寺子屋稲生塾」「新渡戸塾」の人づくり活動    など

◎“水の里とわだ・見本市” <紹介団体・個人> セーフコミュニティとわだをすすめる会/水土里ネット稲生川/道の駅とわだぴあ/南部裂織保存会/十和田むらさき保存研究会/十和田市きみがらスリッパ生産組合/自然栽培米農家へらい農園/十和田ふるさとガイドネットワーク/十和田湖自然ガイドクラブ/十和田湖奥入瀬観光ボランティアの会/十和田ボランティアガイドの会/十和田国際交流協会/(社)十和田湖国立公園協会/ 奥入瀬水系こども環境サミット (順不同 敬称略)  竹ケ原ヤオさん/山谷ヌイ子さん 

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